寒霞渓かんかけい(香川県小豆島)

 寒霞渓(かんかけい)は香川県の小豆島にある渓谷。

東西7km、南北4kmの日本書記にも記述がある奇勝で元々は鉤掛山、神懸山などと呼ばれていたが、明治書記の儒学者、藤沢南岳が寒霞渓と命名した。

大正12年に「神懸山(寒霞渓)」として国の名勝に指定されている。
また、瀬戸内海国立公園に含まれ、同公園を代表する景勝地として名高い。

火山活動により堆積した角礫疑灰岩などが、度重なる地殻変動により水や風
に侵食されて現在の奇岩や岸壁が形成された。
日本三大渓谷美や日本三大奇勝の一つに数えられることを謳っており、
とりわけ新緑や紅葉の季節は圧巻である。


                                フリー百貨辞典「ウィキペディア」より

 ここしばらく土日の休日になると天気が良くなく
青空をバックにした気持ちの良い写真が撮れていない。
数日前の天気予報では晴れマーク。休暇を頂くことにした。
当日は期待したほどの天気でなく時々日が差す程度であった。

この前に寒霞渓へ行ったのはいったい何時だったのだろう。
記憶にない。多分何十年も前かも知れない。

綺麗に整備されたサンポートの船乗り場から草壁港行きの高速艇に乗る。
フェリーに乗り、車で行こうとも思ったが寒霞渓以外興味がわかなかったので
今日は乗船時間の短い高速艇にした。
平日のためか乗客は10人ほど、ゆったりと周りの美しい瀬戸内海を見ながら
の航海?は40分で港に着いた。
草壁港からロープウエイ乗り場の紅雲亭までバスで12〜13分
ここからロープウエイに乗るとわずか5分で寒霞渓頂上園地、歩くと60分ぐらいかかると聞いた。
まだ足も完治してないが、歩かないと美しさも感じられないと思い
歩いて登ることにした。リハビリも兼ねてゆっくり歩く
星ヶ城山まで行きたかったが今回はあきらめた。

          バスを降りるといきなりお猿さんのお出迎えにびっくり


          アオジクマユミの桃葉 綺麗なピンクでした


            紅葉はもう終わりに近かったがまだまだ綺麗だ


           落ち葉が厚い絨毯のようだ


            大岩の錦屏風と燃えるようなモミジ


          奥の尖った岩は玉筍峰(ぎょくじゅんぽう)


         ロープウェイから下を望む。紅葉と奇岩がマッチして美しい。


          美しい紅葉の上をロープウエイは降りていく


         素晴らしい紅葉。自然の色はなんと美しいのでしょう


  ▲散策道の花など

 

                小豆島固有のミセバヤの花後

                   ミスミソウの葉と落葉

                    シマカンギク

                      マユミの実