三本杭さんぼんぐい(愛媛県・高知県 1226m)

2007年5月22日(火)

高松(5:20)〜丸亀〜登山口(10:00)出発(10:10)〜八面山〜
(10:40)〜熊のコル(11:00)〜三本杭山頂(11:47)出発(12:48)
〜八面山(1:05)〜大久保山(1:20)〜登山口(1:33)

                歩行時間 約3時間20分

 四国百名山の一つである三本杭にB社のツアーで行く。
何時ものことだが、このように登山口までのアプローチが長い山は自分で
運転をして行ってから登るのはきつい。

三本杭は宇和島駅の南東7〜8kmにある。
北には滑床渓谷があり多くの人が訪れる。

三本杭という変わった名は藩政時代に宇和島藩、吉田藩、土佐藩の3藩
立てた3本の領地境界標柱に由来すると言われている。

この登山口まで高松から丸亀経由で約4時間40分もかかっている。
やはり遠いな。

 黒尊林道の鹿のコルの登山口を通り越してしばらく走ると八面山と書かれ
た標識があり、スチールの階段がある。この階段を上がると登山道だ。

しばらく歩くと猪のコルと言われる分岐に到着。ここから600mで鬼が城山
(四国百名山)に行くことができるが今日は団体行動なのでパス。残念・・・
登山道から権現山が美しく望める。

ヤマツツジが綺麗に咲いている。大久保山への分岐。大久保山を経由して
ここまで来れたが下山時に寄る予定のようだ。

木のトンネルを抜けると八面山(やつらさん)1165mに到着。

八面山を下山して三本杭に向かう。きつい下りを降りるとすばらしいブナ林。
奥に今日の目的の山、三本杭が見える。


森林浴をしながら気持ちの良い道を歩いて三本杭に向かう。

ハイノキが真っ白な花を付けて登山道の横に沢山咲いている。

熊のコルに到着。ここまで登山口からちょうど60分
ここは万年橋〜奥千畳敷からのコースとの合流点だ。
滑床の渓谷美を見ながらのコースは素晴らしいことだろう。
紅葉の季節にぜひ歩いてみたいと思った。

山頂近くの周囲にはネットが張り巡らせている。ドアを開閉して山頂へ・・・
鹿からの食害を防ぐためのようだ。

今年3月に設置された看板には2000年頃からミヤコザサやオンツツジが
急激に衰退しだしたそうだ。災害の面からも回復を図らなければならないと
書かれていた。

三本杭の山頂に向かう。ここにもネットが張ってある。
山頂(1226m)の展望はすばらしい。ここで昼食。

大久保山(1158m)を経由して下山する。先程登った三本杭が見える。

鬼が城山には行けなかったが三本杭、八面山、大久保山と三山も登れた
ので満足としよう。

帰りに立ち寄ったJR予土線松丸駅構内「松野町ふれあい交流館」の2階
にある温泉施設「森の国ぽっぽ温泉」はお湯の良さ、設備の種類、安さ、と
三拍子揃っていました。