★二ノ森にのもり(愛媛県 1929m)
★2007年10月2日(火) 曇り
土小屋(08:50)〜三の鎖小屋下部(10:50)〜二ノ森山頂(13:00)
出発(13;20)〜三の鎖小屋下部(15:05)〜土小屋駐車場(16:45)
歩行時間 約8時間(休憩含む)
石鎚山と二ノ森(奥)
今日はB社が企画した二ノ森登山に家内と参加した。
スタッフ2人と参加者は私達夫婦を含めて8人、定員一杯10人の山歩きだ。
遠くて時間のかかる山歩きはB社の企画に参加するのがベターだと
私は思っている。
自分で運転して行って、山歩きするより安全、安心、らくちんだ。
二ノ森登山には大きく二つのルートがある。
一つは石鎚山の三の鎖小屋下部からもう一方は堂ヶ森を経由していく
コースがある。
私達は三の鎖小屋下部を経由して今日は歩く。
石鎚山から西方に延びる尾根上には、約1kmのところに西ノ冠岳がある。
二ノ森はさらにその南西約1,5kmのところにあり四国で3番目の高さである。
駐車場の上から見える瓶ヶ森
歩き始めは青空が見えて、今日のいい天気が期待出来た。
![]() 気持ちの良い登山道 |
![]() 石鎚山 |
石鎚山山頂が見えて来た。少しガスがかかっているが美しい姿が望める。
登山道沿いにはリンドウやミソガワソウなどが咲いている。
フトボナギナタコウジュ(シソ科ナギナタコウジュ属)
ナギナタコウジュに比べて花の色も薄く、葉の幅がやや広くて短く、
花穂もやや太い。
私は花の色は薄いが単なるナギナタコウジュと思っていた。
私の拙い写真を見て植物の会の先生がそれはフトボナギナタコウジュですよ
と教えて頂いた。ありがとうございました。
![]() リンドウ |
![]() アサマリンドウ |
ミソガワソウ(シソ科ヤマハッカ属)
![]() フウロの紅葉 |
![]() 草紅葉 |
シラヒゲソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)
ラッキーなことにシラヒゲソウが二株咲き残っていた。
久しぶりの出会いであった。
![]() シラヒゲソウ |
![]() ミヤマヒキオコシ |
ダイモンジソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)
紅葉は遅れているのかまだまだのようだ。
今年は特に暑かった。温暖化の影響を受けているのだろうか。
四国も亜熱帯になり将来は綺麗な紅葉も望めなくなるのかも知れない。
![]() 三の鎖小屋下部 |
![]() 二ノ森と面河への道標 |
石鎚山山頂まで300mの三の鎖小屋下部を下る。
しばらくすると愛大小屋・面河と二ノ森・堂ヶ森の分岐に出る。
そして二ノ森と西の冠岳方面への笹原のルートが見えてくる。
二ノ森へとつづく笹原
![]() いよいよ二ノ森へ |
![]() 西の冠岳の下を通過 |
ガスが出てきて天気が悪くなった。石鎚山頂も見えない。
今日は最高の天気と思っていたのに残念だ。
でも雨は大丈夫。降られないので良いとしよう。
キバナノコマノツメ(スミレ科スミレ属)
6月上旬にここで咲き誇るキバナノコマノツメが三株ほど咲いていた。
でも本来の花より小さかった。
![]() ドウダンツツジの紅葉 |
![]() ヤマシグレの実 |
シラビソ
![]() 笹が深い |
![]() 二ノ森山頂 |
4時間余りかかってやっと二ノ森山頂に着いた。
距離は長いがそれほどきつい登りはない。ガスで展望はまったくきかない。
暗くなると危険なので早々に下山する。
今日は帰りが遅くなるので温泉入浴はなし・・淋しい。