★不入山いらずやま(高知県 1336m)

★2007年10月25日(木) 小雨時々曇り


高松(06:00)〜丸亀経由〜登山口(09:27)出発(09:45)〜山頂(12:07)
出発(12:15)〜昼食〜登山口(13:45)〜山里温泉〜道の駅かわうその里
〜高松(19:00)

歩行時間 4時間(休憩含む)


紅葉はもう少し先

不入山は最後の清流と言われる四万十川源流の山として知られている。
また土佐藩のお留め山で立ち入り禁止になっていたところから不入(いらず
とよばれたらしい。
今もこの山には学術的に貴重なコウヤマキの純林やアケボノツツジ
ヒカゲツツジシャクナゲの群生が残っている。


源流の碑からスタート

四万十川源流の碑

下山するまで雨よ降らないでくれ。車の中で願いながらここまで来たが
なんと登山口に着くと雨が降り出した。。・゚・(*ノД`*)・゚・。

レインを着ての山歩きは久しぶりになる。ここしばらく天気に恵まれていたし、
雨降りは山歩きを避けていた。

今日の登山口源流の碑から
林道を40〜50分歩いて登るコースもあるらしい。


岩の道

四万十川源流点

源流の碑から大岩の道を15分ぐらい歩くと源流点に着いた。
さすがに四万十川はメジャーな川なのか平日だと言うのに何人も源流点
見に来られていた。

しばらくは沢沿いの潅木の中の急坂を登って行く。足元は苔むした岩
ゴロゴロしている。

間もなくうら林道の分岐に着く。左右どちらの道を歩いても山頂まで登れるが
右へ行く。帰りは左のコースを下りて来る。
このトラバース道はスズタケが生い茂り手で払い除けながら歩いていく。


葉山の風車と黒滝山

いきなり視界が開けて山の上に大きな風車が見える。


苔むす登山道

急坂を登る

うら林道の分岐から約35分で幽谷コースと槙尾根コースとの分岐に着いた。
今日は幽谷コースで山頂を目指す。
リーダーがアケボノツツジの時期は槙尾根コースが最高に良いと言っていた。


日本庭園を歩く


岩肌に絡む巨木の根


深い森

この幽谷コースは人里を遥か遠く〜遠くに離した深山と言う感じ・・・。
大岩が目前に迫り、蛇のように岩に絡みついた木の根。一人で歩くと
亡霊でも出てきそうな気がする。特に今日は雨降りだから・・・
でも紅葉が始まれば素晴らしいことだろう。


倒木

キノコ

登山道には太い倒木が横たわっている。キノコの生えた木を潜る。


檜の大木「不入山の太郎坊」

山頂の近くで出会った古木の大檜。聞くところによるとこの木に着生した
アケボノツツジを開花させるそうだ。ぜひ見てみたい。


最後の難所

山頂付近

最後の難所を突破すれば間もなく山頂だ。山頂付近は紅葉が始まっていた。


山頂

山頂の岩の祠

やっと不入山山頂に到着。山頂は余り広くない。朽ちたベンチがi一台・・
一等三角点だがガスで展望が良いのか悪いのかさっぱり分からない。

雨も降っているので写真だけ撮って早々に下山する。
下山は反対方向の急坂を降りて行くと登って来たうら林道に出合う。

今日は出鼻から雨に見舞われたが深山幽谷の素晴らしい山だった。
春のアケボノツツジの時期にもう一度登りたい。


山里温泉 須崎市上分  0889−46−0029

下山後ここの温泉で入浴しました。
珍しい温泉だったので紹介します。

地方公務員を退職して始められたとのことです。
宣伝チラシには源泉掛け流し露天風呂と書いてあります。
まさに其の通りでありました。加温はしてますよ。

入浴料700円。少し高いと思いましたがクッキー付きのオレンジジュースor
アイスコーヒー込みでした。いつもかどうかは知りません。


山里温泉本館


露天風呂

本館から100メートルぐらい歩いていくと川の傍にこんな建物が建って
います。左が女湯、右が男湯です。
大勢は入浴できません。4人ぐらいかな。


男湯の中

屋根はありますが川側には何もありません。川が良く見えます。ということは
向こうからも良く見えるということですね。向こう岸にガードレールが・・・

女湯は覗いていないのでどんな造りになっているか分かりません。
レトロな温泉でありました。でも汗を流せて気持ちが良かった。(ノ^∇^)ノ゚