黒笠山くろかさやま(徳島県 1700m)

2007年11月25日(日) 快晴


高松(05:50)〜丸亀経由〜登山口(08:10〜25)〜黒笠神社(10:15〜23)
〜黒笠山山頂(11:20〜50)〜登山口(14:00)

歩行時間 5時間35分(休憩含む)


矢筈山縦走路の大岩から見た黒笠山ピーク

黒笠山「阿波のマッターホルン」と岳人の間で呼ばれている山です。
その鋭い岩峰をマッターホルンに例えているみたいです。

B社の「11月山歩きの案内」を見ると久々に黒笠山登山の予定が入っている。
今までは、中級クラスの山は避けていたが思い切って挑戦をしようと思い
参加の申し込みをしました。

「B社の山歩きは超入門入門入門〜初級初級初中級
中級6段階に分けられています」

主人は丁度3連休に当たるこの週は用事があって一緒に行けないので
私だけの参加です。自由でいいわ。.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。


白井登山口

黒笠神社の鳥居

黒笠山・矢筈山縦走登山口と書かれた案内板の横を通って出発です。
最初は人工林のそれほど急坂でない中をしばらく歩きます。

左右には綺麗に積まれた石垣が見られます。
多分昔は集落があったのでしょうね。
30分ぐらい歩くと黒笠神社の鳥居が見えてきました。


シマカンギク

カシワバハグマの実

紅葉

シロモジの黄葉

花の時期も終わり、咲いている花はほとんど見られなかった。
また紅葉も終わり冬枯れの樹が多かった。


ブナの落ち葉の上を歩く

黒笠神社

ブナのふかふかした落ち葉の上を歩きます。気持ちが良い・・・

2時間足らずでで黒笠神社に到着です。ここまではそんなに
急坂とも感じず余裕です。

リーダーの話によると今までの黒笠山登山で1〜2人はこの神社
待っていますと言う人がいたそうです。

わたしもそうならなくて良かったわ。ヾ(〃^∇^)


急坂

稜線

神社を過ぎると急坂が始まります。手を突いて四足で登ります。
二度ほどきつい急坂を喘ぎながら登りきると稜線に出ました。


青空と冬枯れの大ブナ


残雪

矢筈山との分岐

先日の寒波によるがまだ残っている。
笹の生い茂った矢筈山との分岐に到着。

少し矢筈山方面に寄り道をしました。そこには大岩があって上がると
素晴らしい展望が開けていました。


大岩

黒笠山山頂

矢筈山との分岐からは凄くきつい登りになります。
木の根を掴みながら登ります。木の根がないと上がれません。
山頂直下の鎖を使って登る3mぐらいの直壁の岩場は怖かった。

ここの鎖の岩場の写真が撮れていませんでした。
緊張してカメラのシャッターを切るのをすっかり忘れていました。

山頂は余り広くないが素晴らしい360度の展望が開けています。


山頂から剣山と次郎笈が見える


右手前に先ほど上がった大岩と奥に矢筈山が見える

その他に天狗塚、津志嶽、三嶺、塔の丸も見えます。


帰りに撮った青空に映えるツルウメモドキ

全行程は約5時間半、何時もより早いペースだそうだ。
膝が少し痛いかなと感じたがまずまず楽に登れたので自信になりました。
前々から憧れていた黒笠山に登れて最高の一日でした。