雪光山せつこうざん(高知県 926m)

2007年12月24日(月) 晴れ


自宅(06:30)〜伊野IC〜登山口(08:40〜09:00)〜山頂(10:27〜10:41)
〜登山口(11:20)〜周辺ドライブ、オーベルジュ土佐山〜自宅(16:15)


歩行時間 2時間20分(休憩と花散策を含む)


ピラミット形をした雪光山


雪光山は高知市鏡(旧鏡村)に座する山である。
国見山が正式な名前のようだが四国に国見山と名が付く山が3座あるので
雪光山と呼び区別しているようだ。

雪光山は高知市から近く、春はアケボノツツジが早くから開花し、多くの
県民に登られている山のようだ。
低山であるが四国百名山に名を連ねている。

3連休の最後の日は天気は良さそう。
先般、家内の肩痛で急遽中止にしたので改めて歩く事にした。


立派な標識

雪光山説明板

鏡村役場を通過して高知伊予三島線を走ると「ここは狩山トチガナロ」と
書いてある立派な看板がある。
ここを左折して登山口まで1,8km。


登山口

道路の左にある雪光山の説明板を過ぎると舗装の切れた所に
今は住人のいない民家が建っている。
敷地は綺麗に整備されている。時々は帰って来てるようだ。
ここの庭先に駐車をさせて貰う。
登山口は民家のすぐ上にある。


登山口のヒヨドリジョウゴの実


石の登山道

石積み横を歩く

最初は滑りやすい石がゴロゴロした登山道を歩いて行く。
周りは竹まじりの人口林だ。
ところどころに石積みが残っている。家でも建っていたのだろうか。
覗いてみると建物の残骸は見当たらない。
水の音が聞こえる。ひょっとして水田の跡かも・・・


アオキ

杉林とアオキ

登山道横の杉林の中にはアオキが群生している。
まだ青い実を付けた木が多く見られる。

人工林が終ると少し明るい自然林に出た。
これから落ち葉の上を気持ちよく歩けると思ったらまた杉林
そしてこんな標識が・・・しんどい坂


稜線分岐

明るい稜線

稜線の分岐に到着。左に行けば平家の滝と書いてある。
どんなところか行ってみたいと思ったが距離の表示もないので諦める。
右に行けば雪光山。しばらくは気持ちの良い稜線を歩いて行く。


コウヤボウキのそう果


センボンヤリのそう果

コウヤボウキそう果の群生


シコクママコナの紅葉に花が・・

この稜線の周りには色々な花が咲きそう。
短い稜線が終るとまた人工林だ。
この山は人工林と自然林の繰り返しだ。
山頂の近くにはアケボノツツジがあり4月中旬には開花するらしい。


まもなく山頂


山頂

山頂から東南方向


山頂から東方面

山頂に到着。余り広くはない。
恵比寿さんなどが祀られている。「おつかれさま雪光山山頂」と書かれた
木板が立っている。

山頂は北側以外の展望が素晴らしい。しかし今日は少し霞んでいる。
北側の木々に風がさえぎられて山頂はポカポカと良い気持ち。

おつかれさま雪光山の看板横から北に下りると展望の良い岩場に出た。
ここからの北の展望も素晴らしい。


北側の岩場 下は絶壁


北側からの山並み

雪光山は千メートル足らずの山だが三等三角点からの展望が素晴らしい。
春に麓の吉原渓谷を歩けば沢山の花に出会えるかも・・・
春にもう一度来てみたい。

下山の時間が早かったので周辺をドライブ。
オーベルジュ土佐山で入湯と食事をしてゆっくりと帰路に着いた。

今年最後の山歩きも良い天気で歩けたことに感謝。
終りよければ全てよし来年も健康で山歩きが出来ますように・・・