★第二十番札所 鶴林寺かくりんじ(徳島県勝浦町)麓から
第二十一番札所大龍寺たいりゅうじ(徳島県阿南市加茂町)
まで歩く
★約11,5km 3時間15分
★2007年2月11日(日)晴れ
今日は先月、初参加で本島へ行った鉈目(なため)の会の2月例会である。
いつも桜町の会長宅に集合して出発するらしい。
私は会長宅に伺うのは初めてである。
私の車にも会の方を乗せていくので、少し早めに会長宅に
着くように家を出た。会長宅の敷地は凄く広い。
何百坪あるのだろう。樹齢百年も経つのではないかと
思われる木々が沢山あり、鉈目の森と書かれたプレートが架けてあった。
ここで抹茶を一服いただきみなさんが集合するのを待った。
8時40分に総勢19人が4台の車に分乗して出発した。
11時前に勝浦町に到着する。
9名が鶴林寺の麓から歩き、10名が鶴林寺から歩くコースに分かれた。
もちろん私と家内は麓からのコースを歩く。
私の車だけを麓の少し広いところに路駐して歩き始める。
するとお〜いと呼ぶ声。お年寄りがここは時々大型バスが回転します。
少し上に地域の駐車場があるのでそこへ止めた方が良いですよと言って
頂き、親切に案内もしてくれた。
やはりみなさん遍路歩きの人には親切なんだ。勝手に推測。.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。
ありがとうございました。
お陰で路駐を気にすることなく歩けました
歩き始め |
水呑み大師 |
私が車を駐車したりしているうちに男性達はスタートした。
ここから歩く女性は家内を入れて3人。
世の中は狭いもので一人はベースキャンプの歩きでの知り合い。
もう一人は遥か昔にわたしと同じ会社で仕事をされていた方。
木々の中を歩く |
鶴林寺の山門に到着 |
一に焼山、二にお鶴、三に大龍といわれる遍路ころがしの坂を歩く。
今日は400mを登り、400mを下りそして500mを登る。
苔むす参道 |
杉の老樹のなかの参道 |
鶴林寺本堂への石段 |
三重の塔 |
ここまで約50分で到着。皆さん写真も撮らず、休まず歩かれる。
みんな歩くのが早いのでわたしはフウフウ・・
私は写真を撮ったりして、ゆっくり歩くので何時も最後である。
ここで昼ごはんを食べて大龍寺へ向かう。
いきなりきつい下り坂を下りる。
鶴林寺からの下り |
お遍路さんも下りて行く |
舗装道路を横切って行く |
これから登る大龍寺山 |
水井橋を渡る |
那賀川 |
舗装道路をしばらく歩き那賀川に架かる水井橋を渡る。いよいよ大龍寺へ
の山道にはいって行く。ここでちょうど13時。
若杉山休憩所 |
若杉谷川を歩く |
若杉山休憩所で鶴林寺から歩いた先発隊が休憩を取っていた。
先発隊は那賀川で昼ごはんを食べてゆっくりしたそうだ。
我々みたいにバタバタとはしていない。
休まず大龍寺に向かう。
へんろ石 |
きつい階段 |
ここからきつい登りになる。休憩しないとしんどい。
私が休憩してる間に家内にほって行かれた。何時もゆっくりと花散策
しながら歩いているので休憩なしでは身体がもたない。
今日はうちのおばさん特に元気。
大龍寺山門? |
長いアプローチ |
山門 |
本堂への石段 |
大龍寺の門は二つある。どちらが山門なのだろうか。
太い杉の木が沢山ある立派なお寺だ。
大師堂 |
ここは彫刻がすばらしい |
舎心ヶ嶽まで680m |
舎心ヶ嶽への道 |
会長が舎心ヶ嶽へ行こうと言われみんなで行くことにした。
第73番出釈迦寺の奥の院がある我拝師山の捨身ヶ嶽はこのように書く。
「ここからはお大師さんがお迎えにこられます。御宝号をお唱えしながら
登りましょう」と書かれている。
弘法大師が修業された舎心ヶ嶽 |
許可を得て弘法大師が座っている舎心ヶ嶽までロープをくぐって行く。
一番高いところで高野山の方に向いて座られていた。
今回で2度目の歩き遍路だがまだまだ88箇所をお参りする気持ちには
なれない。確かに苦しい思いをして歩き、本堂にお参りすると心が洗われた
感じがするが煩悩を捨て、救いと癒しを求める旅に出たいとはまだ思わない。
しばらくは山歩きと花散策を楽しもう。
帰りにだれかが徳島市内にある茜庵(あかねあん)の和菓子が
美味しいからお土産に買って帰ろうと言うことになり団体で購入。
私はわらびもちとよもぎもちが特に気に入った。
我が家に帰宅は19時30分にもなっていた。