雨飾山あまかざりやま(新潟県・長野県 1963m)と

栂池高原つがいけこうげん(長野県)


2008年10月17日(金)〜19日(日) 

10月17日(金):高松(19:50)〜高松中央IC〜糸魚川IC〜


☆ 一日目(18日) 
快晴  

雨飾山(あまかざりやま)

道の駅小谷(03:55〜06:00)洗顔・朝食〜現地バス〜

雨飾山キャンプ場登山口(06:35〜07:00)〜ブナ平(08:08)

〜荒菅沢(08:45〜55)〜笹平(10:28)〜

雨飾山山頂(11:10〜11:45)〜登山口(15:05〜43)〜現地バス

〜栂池高原ホテル(16:10)

歩行時間 約8j時間(休憩を含む)


笹平から見た雨飾山

雨飾山は新潟県と長野県の県境に位置して南峰北峰の二つのピーク
を持つ双耳峰の山である。

今週もB社の大人の遠足に参加する。
大人になっても遠足は楽しいものだ。

深田久弥は雨飾山に3度挑戦しやっと登頂を果たしたという。
どんな奥深い山なのでしょう。


道の駅小谷(おたり)

ここで登山の準備などをして現地バスで登山口に向かう。


登山口

木道の上を歩く

道の駅から約30分あまりで雨飾山キャンプ場登山口に着いた。
トイレ、駐車場もあるがすでに満車。人気の高さがうかがえる。

登山口からはしばらく木道で整備された湿地帯を歩く。
登山道横の水の澄んだ小川にはイワナが泳いでいるのが見える。


ブナ平

沢の音を聞きながら急坂を登るとブナ林だ。
ここのブナ林は凄いの一言!!
周りはブナ・・ブナ・・ブナ・・・・
周辺のブナ林は白神山地より広いらしい。

ブナ平に到着した。ここまで約1時間。
ブナ林の紅葉に目を奪われながら歩いてきた。なんと言う素晴らしさだ。
ブナ林はまだまだ続く・・・


ブナ林の中の登山道


ブナ林の中の登山道


ブナ林中を歩く

ブナ林が終わり少しアップダウンを繰り返し平坦な道になると
荒菅沢(あらすげさわ)に下る道になる。


荒菅沢

荒菅沢に到着。綺麗な水が流れている。
左上を見上げると布団菱(フトンビシ)の岩場が青空に鋭く立っている。
ここは初夏まで雪渓が残るようだ。

荒菅沢の紅葉が美しい。

沢を渡ると急登が始まる。
上を見ると潅木の紅葉、横には紅葉を待つイワカガミの葉がまだ青々して
群生している。

急登が続き高度を上げるにつれて展望が開けてくる。

雨飾山の山頂が左奥に見え出した。

県境尾根が見える。

尾根手前の狭い岩の登山道を登る。
ここの登山道は狭いのですれ違いが難しく、上りも下りも時間がかかる。


山頂が見え出した


表示板

登山道にはこんな表示板が取り付けてある。


笹平

笹平に着いた。山頂までは40分と書かれている。

笹平からはゆったりとした笹原の道を歩いて行く。


荒菅沢

鞍部から鋭く切れ込んだ荒菅沢が登山道の真下に見える。
ここから頂上への最後の急坂が始まる。

振り返れば笹原の向こうに焼岳、火打山見える。


山頂直下

南峰山頂

急に視界が開けると雨飾山の山頂だ。
山頂は2つコブになっている。
右は北峰、左は1964mの南峰だ。
どちらも祠が祀られている。


北峰

どちらの山頂からも素晴らしい展望が望める。

北アルプス、妙高山、火打山、高妻山などが一望できる。
下山は往路を下りる。


☆ 二日目(19日)   

栂池高原(つがいけこうげん)〜栂池高原自然園

栂池高原駅(08:00)〜栂池自然公園駅(08:35)〜ビジターセンター

(08:45〜50)〜散策〜ビジターセンター(11:50〜12:40)〜

栂池自然公園駅(13:00)〜栂池高原駅(13:26〜40)〜糸魚川IC〜

高松(22:50)


白馬鑓ヶ岳・杓子岳

栂池自然園は、北アルプスの麓にあり、栂池高原ホテル街からは
ゴンドラリフトロ−プウェイを乗り継いで行く。
乗車時間は僅か25分だが乗り換え時間などを入れると約40分で
標高2000mの大自然の中に到達!!

栂池自然園は、中部山岳国立公園で(第一種特別保護地域)
日本有数の高層湿原だ。
園内は木道が整備されていて歩きやすい。


ビジターハウス

ビジターハウスの中を通って自然公園の中に入る。
入園料は300円。尾瀬は無料なんですよね。
私は尾瀬も入園料を徴収すればいいと思っている。
それを自然保護に生かすのなら・・・。


草紅葉の上の木道

自然園に着いたときは山にガスがかかり何にも見えなかったが
ガスが飛びだした。


クロウスゴも紅葉


イワショウブもこんな姿に


白馬三山と池塘

素晴らしい青空になる。


赤い実はゴゼンタチバナ


白馬三山

自然園の最奥、展望湿原からは白馬大雪渓を望むことが出きる。


自然園内

奥にビジターセンターが見える。