杖立山つえたてやま(高知県 1133m)

2008年11月14日(金) 晴れ時々曇り


前回(10月8日)はマルバノキの自生場所の下見のつもりだったのに
確認できず情け無く帰ってきた。
11月初めの連休時に再度登る予定にしていたが機会を逃がしてしまった。

ちょうどベースキャンプの山歩きの計画に杖立山があったので参加する。
登山口までの道が狭いので運転しなくていいから安心だ。

情報によると花期には少し遅いようだったが、咲き残りもあることを
期待して出かける。

今日はいい天気。紅葉も大分下りてきた。


笠松

今回は簡単にマルバノキを見つけることが出来た。
ここだったのか。情報の収集をしないとダメですね。

星形の変わった花だ。
でも時期的に遅かったので、花や実は上の方の枝に付いていて写真が
撮れない。

この木の花を見るために、二度も登って来たのに写真が撮れなくては
帰れない。団体なので焦る・・・
花に興味のない人もいるから・・・
何とか撮れる枝を捜しだして安堵する・・・やれやれ(汗)
もうこれで山頂なんかどうでもいいや・・・


マルバノキ(丸葉の木)マンサク科


紅葉した葉


別名ベニマンサクと言い広島、岐阜、長野、高知県の一部にしか
自生していなく、高知県では大豊町と土佐町の2ヶ所に存在する。

隔離分布する貴重な落葉低木である。

は必ず背中合わせにくっついて咲く。
実は年を越して10月終わりの花の咲く頃熟し、紅葉と実と花
同時に見られるのも珍しい。


三角点

杖立山と書かれた「れいほくネイチャーハント」の標識が展望の良い
岩場に立ててある。しかしここは山頂ではない。
ここから南の小ピークが三角点のある山頂だ。
山頂は展望がきかない。


六本の滝

帰りは六本の滝を見て帰る。

赤い実で枝が折れそう。


ガマズミの実


ガマズミの実


ヤマシグレ


オオバメギ


ホソバリンドウ?