吉野川源流よしのがわげんりゅう(高知県 1200m)

2008年11月3日(月) 雨のち曇り

ネット仲間の「ぐるっと野の花」蘭ちゃんから3日に吉野川源流
歩くので一緒に行きませんかとお誘いがあった。

お聞きする所によると前夜に木の根ふれあいの森で山仲間(ネット仲間)
の親睦会があり、「reikoさんの四国発 山歩きレポート」reikoさん
中心に翌日何人かと歩くようだ。

それではお供させて頂きますということになり、私は当日の早朝に出発!!
途中で蘭ちゃん達を乗せて一路、木の根ふれあいの森に向かう。

R194から左折して、木の根の専用道路?を走るとコテージなどが建つ
ふれあいの森に着いた。山の中のりっぱな施設だ。

そこには前日ご来光の滝を歩き、その晩は少々(升々)飲みすぎた?
のではないかと思われるreikoさんがにこやかに迎えてくれました。
本当は少し眠そうな顔をしてました・・・

ここから吉野川源流の登山口に向かう。
登山口までは11人だったが色々な事情があって3人はここで止める。

蘭ちゃん、reikoさん、真っ黒ちゃん、ヤマガツオさん、FRVさん
土佐の仙人さん、太鼓会館&野球会館さんと私の8人で出発する。


野外炊事場

昨夜はここで大宴会があったようだ。
嵐の後の静けさかな・・・

館長、美味しいサイホン珈琲をありがとうございました。


最初は歩きやすい道

白猪谷渓谷を登る。
高知県土佐郡本川村の北西に位置している。

石鎚山系を源に発する吉野川の源流域で、早明浦ダム上流にあり、
その豊富な水量は地元のみならず、香川県や徳島県の
水源にもなっている。

周りは素晴らしい原生林。紅黄葉が実に見事だ。


板の橋を渡る

落ち葉が岩の上に・・・いい雰囲気ですね。

何回も谷の渡渉を繰り返し登って行く。
朝は雨が降っていたので岩が濡れている。
滑りやすく、歩きに神経をつかう。

FRVさんは登山用?の長靴を履いていたが今日はこれが一番。
水の中も平気で入れるし・・・。


紅葉も始まり


真っ赤な山葡萄の葉・直径30cmはあるかな

渓谷沿いにはモミ、カエデ、ケヤキ、サワグルミなどの大きな原生林が
あり、目を楽しませてくれて飽きることが無い。

滑って水の中に落ちると着替えが無いので慎重に谷を渡る。
それにもう寒いだろうな・・・。


橡の木と桂の木の間を歩く蘭ちゃん

凄く大きな桂の木・・残念ながら落葉していた。


源流モニュメント

平成元年10月から平成2年の6月まで吉野川源流の現地調査
徳島大学の先生によって3回行われたようだ。

その結果、白猪谷の水源地帯の中で、瓶ヶ森からの沢と西黒森からの
沢が合流する標高1200mの地点と確認された。
(れいほくネイチャーハントガイドブックより)
それを記念してモニュメントが建てられている。


瓶ヶ森林道の上にある吉野川源流の碑


吉野川源流の滝

源流の少し上にある滝。立派な滝だが名前は付いていないらしい。

私達の命を育んでくれる大切な水がここを源流として流れて来ていると
思うと何か感慨深いものがある。
水のありがたさを考えさせられた一日でした。