楢原山ならばらさん(愛媛県 1041m)

2008年12月27日(土) 晴れ


自宅(06:40)〜今治湯浦IC〜上木地登山口(09:00〜09:15)〜

楢原山山頂(11:15〜11:40)〜上木地登山口(12:30〜40)〜

鈍川温泉入湯〜今治湯浦IC〜自宅(16:00)


歩行時間 3時間15分(休憩、昼食を含む)


今年の登り納めに何処の山に行こうか迷ったが四国百名山で積雪の
ない高縄山系の楢原山に登ることにした。

積雪のある山に二人で行くには少しリスクがあるので歩かない事にしている。
最近は老犬を長く独りにさせておく事が出来ないので温泉に入らずに
急いで帰って来ていた。

今日は鈍川温泉街を通るので久しぶりに入湯して帰ろうと思っている。
山の近くの温泉に寄って帰るのも山歩きの楽しみの一つである。


上木地登山口

上木地登山口

鈍川温泉街を越えて木地川沿いに車を走らせると楢原山登山口の標識が
あるが、ここは湯ノ谷林道の入口で、林道終点まで行くと30分で楢原山の
山頂まで行けるようだ。
ただ林道後半はダートな道のようである。
私達はさらに奥の上木地登山口から歩きます。


掘割の登山道

植林の中の急坂を登って行く。
準備体操もしないでいきなりの急坂を登ったので今日はふくらはぎが痛い。
15分〜20分ぐらい歩くと少し緩やかな尾根に出てきた。
ヤレヤレ・・・。


中間点

ここまで約50分。ちょうど距離的には中間ぐらいかな。


広い気持ちの良い道。

この道は四国の道にもなっている。自然木も目立ち始めた。
そして木々の間から楢原山山頂が見え出した。


分岐

分岐

湯ノ谷林道から登って来た道との分岐。


自然林の道


霜柱

落ち葉を踏みしめながら気持ちの良い自然林の中を歩く。
足元には霜柱が立っている。


ヤドリギ

上を見るとヤドリギがブナの木に寄生している。
木々の葉は全て落ちているがヤドリギの緑が青空に映える。


名札

登山道横の木々には名札が付けられている。
サビバナナカマド、アカシデ、シラキ、イヌシデ、ミズメ、ウラジロノキなど
沢山の種類の木が生えている。


山頂直下

もう間もなく楢原山山頂だ。


山頂直下の水分(みくまり)神社


初代 子持ち杉

初代は朽ちかけているが大きかったことが想像できる。


二代目 子持ち杉

二代目スギ。樹齢は何年ぐらいでしょうか。

この階段を上がると山頂です。


山頂広場

山頂


山頂の奈良原神社

山頂には奈良原神社がありその奥には経塚発掘跡がある。
ここで発掘された国宝の「宝塔一式」玉川近代美術館で展示されて
いるようだ。
山頂の気温はマイナス2度。石のテーブルとイスに座って昼食にする。
熱いお茶が何と美味しいこと・・・。

往路を早々に引き返し鈍川温泉の公営「鈍川せせらぎ交流館」で入湯
して帰る。
もう15年以上鈍川温泉に来ていないがお湯の質が変わったのかな・・・
昔の湯が良かった気がするのだが・・
公営だから濾過し過ぎなのでしょうか。