香川の里山 弥谷山いやだにさん(381,5m)
天霧山あまぎりやま(382m

2008年2月16日(土) 晴れ


道の駅「ふれあいパークみの」(10:40)〜弥谷寺本堂(11:02)〜
弥谷越(11:20)〜鉄塔〜天霧山山頂(12:24〜12:45)〜
道の駅「ふれあいパークみの」(11:40)


歩行時間 3時間(休憩を含む)



71番札所 弥谷寺


2月になってから寒く、天気も良くなかったのでまだ一度も山歩きに
行けていない。身体が鈍ってしまう。!!

昨夜はワイン会があって少し飲みすぎた。何時もの事かな・・・

「余談の話ですがこの会のメンバーは男4人女性6人グループで10本ぐらいを
うんちくを言いながら飲んでいます。
ワインは少し高級な物をメンバーのワインコレクターイタ飯屋に持ち込み
我々は店に料理代を払い、ワイン代は原価で彼に飲ませてもらっています。
年5〜6回でもう10年も続いているかな。
それにしても女性群はつよ〜い。私が一番よわ〜い。

明日の歩きのために二次会を欠席。これ以上飲むと山歩きはとても・・・

そんなことでゆっくりと家を出た。
三豊鳥坂ICを下りて、鳥坂峠から詫間方面に行き右折すると
道の駅「ふれあいパークみの」に着く。
ここの広い駐車場に車を止めてスタートした。


駐車場横から出発

お茶屋の横を通って

この道の駅には温泉施設やレストラン?もあり大勢の人で賑わっている。
そこを横目で見ながら舗装道路を歩いていく。
天霧山へは71番札所弥谷寺を経由する。

こんなお茶屋さんもあるがここの横を通って弥谷寺へ行く人は少ないだろうな。
俳句茶屋と書いてあり、外に団子が無造作においてある。
お寺への有料道路があるので一般の人はほとんど車で行くのだろう。


山門への石段

山門

石段を上がると立派な山門が見えてきた。


沢山のヤマアイが蕾を付けている。


大師堂

本堂

弥谷寺は本当に石段の多いところだ。足の弱い人は少しキツイかも。
この寺は山の斜面を利用して建物がいくつもに分かれて建っている。
凄いな・・・


阿弥蛇三尊


道標

急坂

本堂でお参りをして弥谷山に向かう。すぐそばの遍路道に
弥谷山登山口と表示がしてある。上を見ると20mぐらいの急坂を
登り切った先にお堂のような建物が見える。踏み後はない。何か変・・

でも表示があるから登らないわけにはいかない。
登ってみると上の道が下の遍路道と繋がっていた。
少し向こうから登った方が安全で楽なのにどうしてこんな所を
登らすのだろう。安全な方には道標はない。

赤いテープに沿って雑木林の中を登って行くと鉄塔の保線道に出た。
ところが弥谷山山頂へ行く道がみあたらない

保線道を鉄塔まで歩いてみたが分からない。引き返し道を探したが不明。
しかたがないのでもと来た道を遍路道まで下りて
天霧山へ向かうことにする。
多分、雑木林の途中から登って行く道があったのだろうが余り登る人も
いないので踏み跡も消えていたのだろう。

引き返す途中でカメラの三脚の落し物
住所と名前が書かれている。道の駅に届け、帰ってからはがきで
知らせた。


遍路道

案内板

整備された遍路道を快適に歩いて行くと天霧城跡の案内板が出てきた。
ここから少し下り天霧山へ向かう。


途中から見える五岳連山と大麻山


犬返しの険

急坂

犬返しの険てどんな意味があるのだろう。犬でも危険な坂だと言う事かな。


山頂

本丸跡山頂

急斜面を登りきると露岩がある山頂に着いた。天霧城跡だ
ここから奥に本丸跡、三の丸跡、二の丸跡と結構広い跡地が残っている。
さすが城の跡、南北は切り立った崖。難攻不落の城だったのだろう。

山頂から展望は望めない。風をよけてここで昼食にする。
帰りは遍路道を一気に駆け下りた。


説明板


今日は香川の西の歴史にも少し触れた一日であった。
久しぶりの歩きですっきりした気分だ。