世界一の散歩道 世界遺産 ミルフォードトラック
マウントクック トレッキングの旅(ニュージーランド)


2008年3月11日(火)〜21日(金) 11日間


!!ミルフォード トラック トレッキング !!

3月15日(土)〜19日(水)

ミルフォード トラックとは

ミルフォードトラックはニュージーランド南島のフィヨルドランド国立公園
(世界遺産)の北部を南北に歩く世界的に有名なトレッキングコースです。

出発点のグレイド・ワーフから途中最高点のマッキンノン峠を越えて
サンドフライ・ポイントまで3泊4日で歩く全長54kmのコースです。

入山制限のため1日にたった88人の人しか歩くことは出来ません。
入山できるのはガイド付きウオーク48人個人ウオーク40人です。
ハイシーズンには世界中からの申し込みで予約がなかなか
取れないそうです。

私達はガイド付きウオークでトレッキングします。
最終日にミルフォードサウンドクルーズが付いているので4泊5日です。

ガイド付きウオークはザックや雨具の貸与そして山小屋(シャワー付き)
での寝具、食事の提供があります。

個人ウオークは宿泊施設はありますが食料、寝具、などはありません。
コンロはあります。日本の無人の山小屋と思ってください。
そうなんです。宿泊する山小屋が違うのです。
すべて自分で運ばなければなりません。

どちらのウオークも山小屋で連泊することは出来ません
どんなに天気が悪くても出発しなければなりません。
一方通行です。
何かあればヘリコプター以外手段はありません。

ガイド付きウオークと言っても日本のようにみんながガイドさんの
説明を聞きながらぞろぞろ歩くのではありません。
各自のペースで自由に歩くのです。
もちろんガイドさんがそばにいれば質問には答えてくれます。
先に行って昼食時に暖かい飲み物を準備してくれるのと山小屋で翌日の
コースの見所をスライドで説明をしてくれる程度でした。


明日はいよいよミルフォードトラックのスタート日です。
ホテルから歩いて町の中心部にあるステーションへ午後5時から
始まるミルフォードトラックの説明会を聞きにいきます。

椅子の上には地図などが置いてありました。
無料でリュックやレインコートの貸し出しがありますが誰も借りる
人はいませんでした。
日本人ばかり29名が集まっていました。
もちろん日本語で日本人が説明してくれます。
最後に山小屋で使うシーツが配られました。
これをリュックに入れて4日間運ばなければなりません。

帰りにステーションのショップでサンドフライ(ブヨ)用の虫除けを買い
ました。日本の虫除けでは効き目がないという事でした。

今夜は町のレストランで食事です。
ホテルに帰って4日間の荷物を積めなければならないので
ワインを飲むのも控えめです。

1日目 3月15日(歩行距離 1,2km) ミルフォードトラック

テーションビル出発(09:30)〜バス〜テ・アナウホテル(12:00〜13:10))
〜テ・アナウタウン(13:50〜14:00))〜船〜グレイトワーフ(15:10)〜徒歩
〜グレイトハウス(15:45)


ホテルから歩いて行く

ステーションビルに到着です

いよいよ今日からミルフォードトラックのトッレッキングに出発です。
胸が高鳴ります。天気も上々です。

ホテルの前には素晴らしい湖があります。

美しい湖を見ながらルンルン気分でステーションまで歩いて行きました。
もう4泊5日を共に行動する人たちが集まっています。
外人も大勢います。ここで名札を渡されます。
名前しか書いていません。

バスに乗り込んでいよいよ出発です。
テ・アナウまで200kmはあると思うのですが信号機は一箇所だけでした。
高速道路でないのに100kmのスピードでバスは走ります。
なにせ道は真っ直ぐ、家などありません。
見えるのは羊、牛そして山ばかりです。

ニュージーランドの人口は四百数十万人。四国の人口と変わりません。
面積は日本の四分の三だそうです。


テ・アナウホテルの前の湖

テ・アナウホテルに着きました。ここで昼食です。
全員の集合写真を撮り、そしてディナーの肉か魚の選択をします。
流石ガイド付きウオーク、山小屋泊まりなのにこんなことまで・・・

集合写真を撮るため集まっている所にミルフォードトラックをあるき終えた
人たちが帰って来ました。
みんな満足をした顔をしています。嬉しそうに日本人が話しかけてきます。
その顔と話を聞いてミルフォードトラックがどんなに素晴らしいか
想像できました。
ここでガイド4人が揃いました。日本人の男性ガイド1人と女性ガイドそして
外人の女性ガイド2人です。
またバスに乗って40分ほどで船着場に着きました。


船に乗ります

この船に乗ってミルフォードトラックの出発点に向かいます。


船上

間もなく到着です

1時間余りでグレートワーフに到着です。

ついに着きました。
桟橋の上で靴の底を消毒して上陸です。徹底しています。

ここから54kmのトレッキングのスタートです。
でも今日は僅か1,2kmの歩きです。

暗い森の中をしばらく歩くと突然明るくなりグレートハウスが現れました。


グレートハウス小屋

同じ

ロッジに着くとガイドさんが今夜泊まる部屋を教えてくれます。
部屋には二段ベットが4つおいてあります。今日は八人部屋ですが
4人で寝ます。日本人ばかりで安心です。

シャワー、トイレは室外です。綺麗ですよ。ロッジとは思えません。
2人部屋もあります。夫婦はそこに入っています。
そこにはトイレもシャワーも室内にあります。
しかしお金は余分にかかります。

ロッジでは名前を言えば付けでお酒が飲めます。
名札でチェックです。
バーは5時に開店です。食事の時の飲み物も同じです。
最終日のロッジで精算します。
コーヒー、紅茶、ジュース、クッキーなどはお金がいりません。。

食事まで時間があるので2班に分かれてネイチャーウオークに出発です。
ガイドさんの案内で1時間半ほどの時間でしたが、植物のことも色々と
説明をしてくれました。


スターオーキット

同じ

風蘭の一種でしょうか。こんな花が咲いていました。


水を汲む

ペットボトルに川の水を汲みます。
流れているところなら何処でも飲めます
ニュージーランドは日本と同じで水道の水も飲めます。
むしろ日本より美味しいかも分かりません。

私はトレッキング中500mlのペットボトル一本で大丈夫でした。
多くの方が川の水を飲みましたが腹痛は起こしませんでした。

食後に親睦会とガイドさんから明日の見所の説明がありました。
親睦会は国別に自己紹介をしていきます。
5カ国の人たちだったかな。
明日からの本格的な歩きに備えて早く寝ないと・・・
ロッジは10時に消灯です。

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