3日目 3月17日(歩行距離 15km) ミルフォードトラック

ポンポローナロッジ 〜 クインティンロッジ


トイレに行く途中に早朝の空を見上げると星が出ている
今日も良い天気のようです。

6時15分に発電機が動き出し電気がつくと周りが騒がしくなります。
もうラウンジには温かい飲み物が用意されています。

今日もサンドイッチを作り、朝食を食べると7時30分に出発です。
まだ薄暗いが懐中電灯が要るほどではありません。
いよいよ今日はマッキンノン峠越えです。


出発

今朝は全員が揃って出発です。
今までとは少し違うマッキンノン峠越えの山道を歩きます。。

出発するとすぐに深い森になり、10分ぐらい歩くと周りが開けてきます。
このあたりからクリントン川沿いを歩いて行きます。
朝日がクリントン渓谷に差し込んできました。

バルーン山が姿を現してきます。ここからトラックは次第に登りになり
ポラクティスヒルを登りきると頂上にはミンタロ湖があります。


ミンタロ湖


ミンタロ湖からのバルーン山

ミンタロ湖からしばらく歩くとクリントン川の上流に架かるつり橋があり
これを渡ると本格的な登りになります。
道は何回ものジグザグになっていますが急坂ではありません。


ミンタロ湖が見えます

山が迫って来ます

このあたりから少し咲き残りの花が見られるようになります。


マウントクック・リリー

見たかったマウントクック・りりーが一輪咲き残っていてくれました。
きれいな花です。


素晴らしい天気と眺望


ジグザグ道を歩いて来ました

森林限界を過ぎると素晴らしい景色です。
ニュージーランドの森林限界は1000m前後と言われています。


感動の道です


記念碑

1888年にトラック開拓の労を讃える記念碑の建つマッキンノン峠
着きました。
ガイドさんがココアを用意して待っていてくれました。
こんな景色の中で飲むココアはなんともいえない美味しさです。
遠くに雪を頂くサザンアルプスの山々の展望は見事です。
ここまでは全員揃って歩いて来ました。


サザンアルプス


記念碑そして小さな湖と山々


今夜のロッジはこの下です。

峠から今夜宿泊するクインティンロッジがアーサー渓谷に見えます。
ここから約6kmの下りになります。
この下りはトラックの中で一番きついと言われています。


マッキンノン峠最高点(1154m)

ガスがかかっています。今回のトレッキング中で唯一ガスがかかった
のはここだけでした。
雨でないので良いとしましよう。


不明


クリントン渓谷

今日歩いてきたクリントン渓谷です。上から見ると凄い眺めです。
こんな所を歩いてきたのかと思うと感慨もひとしおです。


パスハット

ここは昼食場所です。何時ものようにガイドさんがコーヒー、紅茶などの
飲み物を作って待っていてくれました。
朝作ったサンドイッチを食べます。


トイレ

小屋の横には世界一美しい景色が望めるトイレがあります。
入って見ました。垂れ流しではありません。
ステンレスのタンクで覆われています。


左のエリオット山(1,990m)と右のウィルマー山(1,710m)

ガスが飛んで山がはっきり見え出しました。
二つの山の間にあるのは雪ではありません。ジャーボイス氷河です。


峠を下ります


ウェカ(飛べない鳥)

不明

鳥が道に飛び出してきました。
花もところどころ咲いていますが名前は分かりません。


歩いてきた道

後ろを向くとマッキンノン峠が遠ざかっていきます。


ロック・デイジー

マウンテン・リボンウッド


小さな滝(マーガレット・フォールズ)


ここからは木製の階段が取り付けられている。
しばらく階段と橋が続きます。


階段

階段の急斜面を降りていくとつり橋に出ます。


つり橋

つり橋を渡るとまた深い森になります。


深い森

深い森を越えて少し歩くと今日の宿のクインティンロッジです。


ロッジ

14時20分にロッジにつきました。
我々4人以外はほとんどの人がまだ到着していません。
少し早かったかな。
今日の最終組は外人の老夫婦の18時着だったようです。

今日の行程はこれで終わりではありません。
部屋割りを聞き、少し休んでからサザーランド滝を見に行きます。
往復1時間30分はかかるようです。

苔むす道を登って行くと滝に出ました。
すごい爆音がしています。

この滝は高さ580m世界で5番目の高さの滝です。


サザーランド滝

全員はこの滝を見には行かなかったのではないでしょうか。
疲れている人には少しきついかも・・・


ディナーが始まります

今日のデザート

シャワーも浴びてゆったりとした気分です。
食事が始まります。まずNZのビールからスタートです。
NZにビールメーカーは2社ありますが1社はドイツメーカーです。

外国へ行くとデザートが必ず付きます。
私はなくてもいいですね。


ケア

夕方、ケアがやってきました。結構大きい鳥です。

夕食後何時ものようにガイドさんからスライドを使って明日の説明が
ありました。最終日はロングコースです。
ワインも飲んだので良い気持ち、早く寝ることにしよう

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