高板山こうのいたやま(高知県 1427m)

奥神賀山おくじんがや(高知県 1443


2008年5月12日(月) 晴れ


高松(06:00)〜丸亀〜南国IC〜奥物部ふるさと物産館〜高板山登山口
(09:20〜35)〜高板山山頂(10:45)〜林道〜登山口・昼食(12:05〜25)
〜車〜奥神賀登山口(12:35)〜奥神賀山山頂(12:55〜13:05)〜
奥神賀登山口(13:20)〜奥物部ふるさと物産館〜夢の温泉〜南国IC〜
丸亀〜高松(18:10)

歩行時間  約3時間(休憩を含む)


奥神賀山から見た高板山(中央の三角山)

高板山奥神賀山(四国百名山)は4年前に私だけ歩いている。
家内は初めて!!私の記憶もだいぶん薄れている。

そんなことでまたB社の山歩きに二人で参加することにした。
高板山はシロヤシオの古木が山頂付近に群生していて、花の時期は
見事なまでに咲き誇る。何時もの年なら丁度いい時期だが!!

南国ICからルート32、ルート195を経由して川内林道を走る・・・
林道はダートな未舗装道・・B社の車は10人乗りのハイエースだが
どんなに慎重に運転しても何回もガリリン、ガリリン・・・
そんな道を40分ぐらい走ると登山口に着いた。


登山口

最初は笹の中

4年前には林道を歩き、鉄のゲートがある所から登ったが、今日はこの登山口
から小木をかき分けながら出発・・・


しいたけ?

天然のしいたけ見っけ!!倒木にびっしり生えている。
間違いないと思うが・・・取って帰ってたべる勇気はない!!


コミヤマカタバミ

ヒナワチガイソウ


ミヤマエンレイソウ


岩の多い登山道

登りながら周りの樹々を見渡すとまだ芽吹き始めたばかりの感じ・・・
これではシロヤシオはまだ開花してないかな・・・そんな心配を・・・

この山は岩の多い山だ。登山道はほとんど岩の上とその間を歩く。
なぜか山頂の近くに祠が2箇所祀られている。
安徳帝が身に着けていたお守りが祀られていると言う事だ。


木々の間からの山並み


高板山山頂

山頂は雑木に囲まれ展望はあまり良くない。
ここまでにシロヤシオの古木は沢山あったが堅い蕾であった。
やはり心配をしていた通り・・・


シロヤシオ

ほんの数輪だけ咲いていた。今年は木の花の開花は大分遅れているようだ。
山頂からはもと来た道を帰らず反対側の林道に下りる。


ミツバツツジの咲く岩場

慎重に

少しスリルのある岩場歩きやロープを持たなければ降りるのが難しい
ところもあり、すごく変化に富んだ楽しい登山道だ。


三嶺、天狗塚方面

今日は展望が素晴らしい。はるか向こうに三嶺が・・・


岩の間を

少し狭いかな

こんな岩の間を歩きます。自然に出来たのかな・・・それとも人工的に
削って作ったのかな・・・


マルバコンロンソウ

ヒメレンゲ

シロバナネコノメソウ

シコクハタザオ


ヤマトグサ


ヤマトグサ

このヤマトグサは初めての出会いであった。
この野草の探索に行きたいと思っていた矢先に偶然にも
この山で見つける事が出来た。

すごく小さい花なのに家内はよく見つけたものだ。
でも団体なので落ち着いて写真を撮る時間がなかった。

林道へ下りてきました。木々の新芽と青空が綺麗です。
4年前とは逆コースを歩いたみたいだ。
しばらく歩くと登山口に帰ります。ここで昼食を食べて車で奥神賀山の
登山口に向かいます


奥神賀山登山口

笹原の中を

高板山の登山口から車で10分ほどで奥神賀山の登山口に着きました
山頂まで20分ほどなのでリュックを置いて登ります。


笹原

山頂

笹が綺麗に刈られた登山道を歩いて行くと笹原の中に奥神賀山と書かれた
木製の標識が立っている。ここが山頂!!

展望が素晴らしい!!さえぎるものはなにもなし!


梶ケ森方面


小檜曽、土佐矢筈方面


三嶺、天狗塚方面

今日はシロヤシオがまだ堅い蕾で残念であったがヤマトグサに
出会えてラッキーでした。