赤石連峰縦走(愛媛県)
(西赤石山〜物住頭〜石室越〜赤石山荘)

2008年5月27日(火) 晴れ


高松(05:10)〜丸亀〜三島・川之江IC〜日浦登山口(07:40〜08:00)〜
銅山越(09:43)〜西赤石山(11:10〜20)〜物住頭・昼食(12:00〜30)
〜石室越〜赤石山荘(13:30〜50)〜筏津登山口(16:15)〜湯ノ華温泉〜
三島・川之江IC〜丸亀〜高松(19:25)

歩行時間 8時間15分(休憩を含む)


ミツバツツジの向こうに物住頭、前明石、が見える

今回もB社の赤石連峰縦走の山歩きに参加した。
天気がどうなるか一番の心配だったが最高の日和・・・!!

小型バスで日浦登山口に向かう。
今回は参加者25名とスタッフ3名。
人気コースでキャンセル待ちの人たちが大勢いたようだ。
縦走は家内と二人では行けないので、参加することが出来てラッキー!!

今日、私達を安全にガイドしてくれるスタッフを紹介します。
2人の写真しかありませんでした。Mさんごめ〜ん。


責任者 Yさん

スタッフ Fさん

頼もしいB社のスタッフ3人にガイドされて日浦登山口から出発です。
Fさんは野草に凄く興味を持っていて猛勉強中です。
今に名(迷)ガイドになることでしょう。

時々、Fさんの山行きレポートの中で花の名前が間違っていますが
許してやってください。精進しますので(笑)


ダイヤモンド水

新しくなった橋

登山口から40分余りでダイヤモンド水についた。
ここで小休止!!水が吹き出ている。この水は飲めるので少し補給する。

ここにもアカモノが沢山咲いている。


アカモノ

赤い萼に白い花、ほんのりと頬に赤い紅。綺麗よね!!
ツガザクラより美人だよな・・・


銅山発祥の歓喜杭

ここにもシダが沢山生えている。ダイヤモンド水のところにもあったが
一枚貰うのを忘れたのでここで頂く!!
家に帰り図鑑を見て同定するために・・・。

銅の鉱山付近によく生育するヘビノネコザというシダらしい。
シダの体内に大量のカドニュームを蓄積することが分かり公害との関係が
注目されているようだ。


ツガザクラ

東山の斜面にツガザクラが見頃を迎えて咲いていた。
今が最高の時期かな・・・


東山を登る

気持ちのいい登り。天気が良いので西山の向こうには沓掛山が見えている。
何か花でも見つけたのでしょうか。


アカフタチツボスミレ


ホソバシロスミレ


西赤石山

西明石山の山頂が見え出した。
この辺りにはアケボノツツジがまだ残っている。


アケボノツツジ


この山にはカラマツを多く見かける。
煙害による禿山を再生するために移植したようだ。


西赤石山山頂

ここまで3時間10分で着いた。天気が良いので展望は最高だ。
ここから先はまだ未踏の地。
どんな素晴らしい山歩きが出来るのか期待が膨らむ。


ミツバツツジが咲いている

両側にミツバツツジが沢山咲いている気持ちの良い尾根道を歩く。
日差しが強く暑いぐらいだ。


手前から物住頭、前赤石、東赤石山

これから歩く山々が遥か向こうで呼んでいる。
早くおいで・・・花も少しは咲き出したよと・・・言っているのかな。
潅木の中を物住頭へ向かう。
こんな景色の中を元気で歩ける喜びに浸りながら・・・・


西赤石山

振り向けば西赤石山が新緑のカラマツやミツバツツジの上にそびえている。
癒される景色だ。
深呼吸をして山の美味しい空気を一杯吸い込んだ。


物住頭山頂

急坂を登りきると物住頭山頂だ。


物住頭山頂から

物住頭山頂(1634m)で前赤石、二ツ岳、赤星山を眺めながら昼食。
28人もが食事をするので山頂は満員状態。
でも我々以外の人は誰もやってこなかった。


前赤石

行く手には赤茶けた前赤石の岩峰が待っている。
これから岩場歩きが始まる。
三点支持を確保するためにストックを仕舞い岩場歩きに備える。


岩稜歩き


岩稜歩き

山頂を経由して縦走するのはとても危険なので南側の岩稜を歩く。
少しスリルがあるくらいで特に岩稜歩きは危険とは思わなかった。


キバナノコマノツメ


ユキワリソウ


八巻山への分岐

岩稜歩きが終ると八巻山山頂経由の道標が出てきた。
悪路と書かれている。我々はもちろん安全な赤石山荘方面に向かう。


赤石山荘

赤石山荘まで5時間30分。
八巻山と東赤石山の山頂を経由したらずいぶんと時間がかかるのだろうな。
ヘットライトを点けて下りるんもイヤだし。
ここで一泊すれば余裕持って歩けるね。
また機会があればそんな事もと・・・・・。

さあこれから筏津まで長い下りだ頑張ろう・・・。


ヤマキケマン

その他の今日見た花
ギンラン、コケイラン、シコクハタザオ、コヨウラクツツジ、チゴユリ、コクワガタ
マイヅルソウ、センボンヤリ、イシヅチザクラ、ミツバツツジ、シャクナゲ
サワギクなど