陣ヶ森じんがもり(高知県 1013m)

戸矢ヶ森とやがもり(高知県 1078m)

2008年9月23日(火) 晴れ


自宅(06:20)〜大豊IC〜登山口(08:50〜09:00)〜陣ガ森(09:28)

〜丸山広場(10:02)〜大岩(10:40)〜戸矢森(11:26〜45)〜

陣ガ森(12:40)〜登山口(12:55)〜大豊IC〜自宅(15:15)


歩行時間 約4時間(休憩と花散策を含む)
(花散策をしながらゆっくり歩くので時間は参考になりません)


陣ヶ森山頂から

今日は四国百名山でまだ歩いていない陣ヶ森に行く事にした。

陣ヶ森をネットで検索してみると多くの方が冬場に登られている。
1000mぐらいの山なので冬場の歩きにはちょうど良いのかもしれない。

私達は野草を楽しみながら歩くので花のない時期よりも今の季節が・・・
雪道の運転も怖いし・・・。

大豊ICを下りてR439を走ると峯石原・黒丸と書かれた道標が現れる。
そこをUターンをするように右折して走ると今度は黒丸と表示
された道標が出てくる。
ここもUターンするように右折する。この左側には峰石原のバス停がある。

しばらく走ると陣ヶ森と書かれた道標のあるY字の道路になる。
ここを左にとると陣ヶ森の登山口に着く。


駐車場

登山口と駐車場

登山口は広くて舗装をされた駐車場やトイレもある。
上を見上げると土佐の赤牛が草を食んでいる。


土佐の赤牛

登山口の駐車場に着くと牛が私達を見て一斉にモウモウと声を出す。
びっくりした。
変なやつらが来たと思ったのかそれとも歓迎の声だったかは牛に
聞いて見なければ分からない。

準備をして上を見ると牛が下りてきている。
家内は怖い怖い早く行こうと急かす。
駐車場までは柵があって来れないと思うのだがところどころ糞がある。

長いこと付き合っているが牛が恐ろしいとは知らなかった。
弱み握ったぞ。(笑)


陣ヶ森山頂

登山口から階段の直登コースを登ると25分余りで陣ヶ森の山頂だ。
え〜はや山頂・・・
そこは休憩所が建っていて少し広くなっている。

小休止して早々に戸矢ヶ森に向かう。

登山道の両側にはアセビやシロモジの木が沢山生えている。
夏は余り人が来ないのか草が伸び放題!!


丸山広場

丸山広場に到着。ここはかなり広くなっていてトイレらしき建物やベンチ
案内板などがある。

広場と言っても草が生い茂っている。周りを少し散策して先に向かう。
ここにもヤマラッキョウがたくさん蕾を付けている。開花はまだ少し咲き・・・。

登山道の横には所々ベンチが置いてある。
アセビの木のトンネルを潜るとまもなく岩場の展望所だ。


岩場の展望所


クマイチゴ?

山はもうそろそろ紅葉が始まっている。

南側の開けた岩場の展望所に着いた。
右奥には雪光山(国見山)が見える。
ここで小休止して戸矢ヶ森に向かう。


女郎蜘蛛

くもの巣を何十回とストックで払い除けながら歩く。
ストックの先が真綿が絡みついたみたいになった。
デカイ女郎蜘蛛・・こんなに大きいのを見たのは久しぶり・・・


戸矢ヶ森山頂

陣ヶ森から3kmあまりで戸矢ヶ森の山頂に着いた。
散策をしながらゆっくり歩いたので2時間近くかかっている。

山頂と言ってもスズタケに囲まれ展望はまったくきかない。
三角点の石柱と古ぼけたベンチが置いてあるだけだ。

腹も減ってきたのでここで昼食にして早々に下山する。

☆今日の花


タカネハンショウヅル

タカネハンショウヅルが木に絡まって見事に咲いていた。
よく見かけるが私の好きな花の一つです。


ツルニンジン

ミゾソバ


アケボノソウ


不明花


不明花

本当に小さい野草。高さは5cmぐらい。花の大きさは0.5〜1cmぐらい。
マメ科と思うのだが名前が分かりません。
誰か分かりましたら教えてください。


ヤマラッキョウ

キバナアキギリ

ここの山はヤマラッキョウがいたるところで生えていた。
蕾ばかりで残念!!開花すれば見事だろうな・・・


サワヒヨドリ


アキチョウジ

アキノキリンソウ


チヂミザサ


ミヤマフユイチゴ

イシヅチウスバアザミ


コケオトギリ


シコクママコナ

オミナエシ


サワヒヨドリとシロヨメナ


カラスザンショウの実

シシウド

このシシウド・・高さは2メートル以上あって広がりも凄かった。

その他にヤマジノホトトギス、ノコンギク、センプリの蕾、ヤマニガナ、
シラヤマギク、オタカラコウ、ゲンノショウコ、オトコエシなど