第444回 香川植物の会例会

2008年9月7日(日)雷雨のち晴れ


5ヶ月ぶりに植物の会の例会に参加した。
毎月、第1日曜日が例会日だがタイミングが合わず欠席をしていた。
今日は満濃方面へ散策!!。

この会は会報も毎月発行されているし、なかなか権威のある会だ。
まだ入会して2年ぐらいだが非常に勉強になる。
私は不勉強だが家内はしっかりメモを取り、帰って復習している。
ここで差が出るんだな・・・。

なにせ皆さん植物に詳しくて同定出来ない木や野草はないのです。
大体のことは答えてくれる。

しかし、だんだんと記憶力が悪くなり、折角特徴などを教えてもらっても
時が経つと忘れてしまう。
まあ少しでも記憶に残れば良いかと・・・言う感じで・・参加している。

今日は凄い雷雨のため少ししか散策が出来なかった。
でも初めて見る花にも出会い楽しかった。


カリガネソウ(クマツヅラ科)


カリガネソウ

この野草に初めてお目にかかる。なかなか綺麗な野草だ。
花の様子が雁に似ているのでカリガネソウと言うらしいが臭気が漂う。


フジカンゾウ(マメ科)

同じマメ科のヤブハギ、ヌスビトハギよりはるかに美人


ヒメジソ(シソ科)


イヌコウジュ(シソ科)

シソ科は同定が難しい。特にヒメジソとイヌコウジュは区別が分からない。

次の点が違うらしいがハッキリしない。
 ・葉の鋸歯―イヌコウジュは片側に6〜13個。ヒメジソは片側に4〜6個。
 ・葉の形―イヌコウジュがヒメジソに比べ、やや長め。
 ・萼―イヌコウジュは先が鋭くとがり、ヒメジソはとがらない。

一番分かりやすいのは葉を揉んで香を嗅ぐとヒメジソは匂いが無い
イヌコウジュは香がある。私はこれで同定することにしている。


カラスノゴマ


アマヅル

この実は甘酸っぱくて美味しい。


ホドイモ(マメ科)


コミヤマミズ(イラクサ科)


ノブキ(キク科)


マツカゼソウ(ミカン科)


冬虫夏草

これは会の方が見つけた冬虫夏草です。
さなぎにサナギダケと言うキノコが生えています。
どうして見つけられるのでしょうか。
私には普通のキノコとの見分けがつきません。