日光白根山にっこうしらねさん
(栃木県・群馬県 2578m)


2009年10月25日(日) 曇りときどき小雨

日光東観荘(05:00)⇒菅沼登山口(06:20〜40)〜弥蛇ガ池(08:35)〜

白根山山頂(09:56〜10:05)〜七色台(11:32)〜山頂駅(12:02〜12:20)〜

丸沼高原駅(12:35)〜座禅温泉入浴・昼食〜沼田IC〜高松(25:40)


歩行時間 5時間20分(休憩を含む)



日光白根山

早朝の5時に宿を出発して登山口に向います
途中のコンビニで朝食を購入・・・
昼食は下山後ロープウエイを降りて、温泉もある丸沼高原駅で食べる予定・・・

登山口は幾つもあるようだが今回は標高1735メートルの菅沼登山口から
登ります。
昨日バスで登った「いろは坂」を今日も菅沼登山口まで走ります。
昨日の帰りに見た「いろは坂」は紅葉が真っ盛りで大勢の車で一杯でした。
宿から1時間20分ほどで登山口に着きました。


登山口

広い道

登山口からはしばらく広い平坦な道を歩いていきます。

最初はダケカンバの落ち葉を踏みながら林を歩くとまもなく急坂が
始まります。


休憩中

きつい登り

シラビソの原生林の中のきつい登りが続きます。

天気予報では9時ごろから雨が降り出すのではないかと言うことでした。
やはり少し早めでしたが雨がぽつぽつと落ちてきました。
登山道でレインを着るタイム・・・嫌ですね。
雨はたいしたことはありませんがガスで見通しがききません。


弥蛇ケ池

弥蛇ケ池

弥蛇ケ池(みだがいけ)に着きました。ここまで約2時間・・・。
ここは標高2300メートルにある火口原湖です。
紅葉が美しい場所のようですがガスで周りの様子は何も分かりません。


木道のある弥蛇ケ池

天気が良ければここから白根山の山頂方向が望めるようです。
山頂まで1、1kmの表示があります。
ガイドさんの話ではこれからが一番きつい登りだそうです。

ハクサンシャクナゲの大群落地の中を登ります。
ここは風が強いのか1メートルぐらいの低木です。
本当に凄い群落・・・花の時期は壮観だろうな・・・


ガンコウランの実


ミヤマハンノキ



岩混じりのきついのぼりです。
岩のある急坂はレインを着てると歩き難い・・・

雨はほとんど降っていません。

相変わらずきつい登りが続きます。
岩を掴まないと登れません。


偽ピーク

山頂へ

山頂かと思ったら偽ピークでした。
ここからいったん窪地に下って岩塊に登るとそこが日光白根山の山頂です。


山頂

山頂は大岩が出っ張り、20人もいるとスペースがないほど狭い。
そして下を見ると断崖絶壁・・・
天気が良ければ展望は360度のはずだが何も見えません。
北関東から南会津にかけての名山が見られたのに・・・


祠の横を通って

長いガレ場

下山は往路を帰らず、日光白根ロープウエイの山頂駅からロープウエイに乗って
丸沼高原に降ります。

偽ピークまで帰り、ガレ場を下ります。
ザラザラで砂スキーができるぐらい・・・滑らないように慎重に歩きます。

ガレ場を抜けると樹林帯の歩きやすい登山道になりそして山頂駅が近づくと
こんな広い登山道になります。

この山は東京に近いせいだろうかそれとも世界遺産の日光に近いせいで
しょうか。多くの外人の登山者を見かけました。


ヒカリゴケ

暗い洞窟の中で光っています。この山ではところどころにありました。


ここにも二荒山神社

山頂駅広場

日光白根山の山頂から2時間で山頂駅に着きました。
後はここからロープウエイに乗って丸沼高原に帰るだけです。

ロープウエイからは紅葉がきれいでした。
降りたところの丸沼高原で入湯と昼食をしてガイドさんが経営している
産直へバスで乗り付けます。

ここはとうもろこしが有名なようです。
通って来た道が「とうもろこし街道」と名前が付いていました。

わたしも「とうもろこし5本600円」などを買いましたが美味しかったですよ。
無料の味噌汁、とうもろこし、漬物、かぼちゃの試食がありました。
けちくさく置いていませんよ。どばっと置いてありました。
しまった・・。ビールを持って来てたらと思いましたよ。
この試食はわれわれだけでなく誰でもOKのようです。
こんな店が街道沿いにたくさんありました。

天気が悪く日光白根山から大展望が望めなくて残念であったが、この山は
歩きも変化に富み、また来てみたいと思う山です。