香川の里尾瀬山おのせやま(577m)


2009年3月27日(金) 曇りのち晴れ


農免道路と尾瀬山公園道との三叉路(09:45)車道歩き〜登山口(10:53)〜

新坂出幹線NO28号鉄塔(11:15)〜墓の丸(11:20)〜展望休憩所(11:30)

〜尾瀬神社(11:43)〜尾瀬山山頂三角点(11:55〜12:10)〜

NO33号鉄塔(13:18)〜下山(13:45)車道歩き〜車道三叉路(14:25)


歩行時間 約4時間40分(休憩・散策を含む)

旧仲南町の南部に位置する尾瀬山は頂上直下に尾瀬神社があり、
東西に500mを超えるピークが並んでいる。
今日は山頂から西へ縦走して下山する。


山桜

桜並木

尾瀬山公園(尾瀬神社)の標識に従って財田川を渡り、少し走ると農免道路との
三叉路に着く。
農免道路の少し広くなったところに駐車して出発する。

山桜が綺麗に咲いている。桜並木の下をワラビを探しながらのんびり
車道を歩いて登山口に向かう。

はっと気がつくと車道の右に登山口と書かれた小さい標識が木に
吊るされている。見逃すところであった。


登山口

NO28号鉄塔

この登山道はどうも四国電力の鉄塔の保線道のようだ。
鉄塔横を通り登って行く。


墓の丸

尾瀬神社への鳥居

鉄塔から5分ぐらいで墓の丸に着く。これは尾背寺・社僧の墓所である。
木の鳥居をくぐり尾瀬神社に向かう。
登りきるとコンクリートで舗装された幅2mぐらいの道に出た。
ここを右に行くと展望休憩所に着く。


展望休憩所


満濃池方面


大麻山方面

展望休憩所からは満濃池、その先には飯野山そして西には大麻山
我拝師山など讃岐平野の山々が望めるが少し霞んでいる。
引き返して尾瀬神社に寄り道をする。


尾瀬神社


香川の保存木山桜


本殿

尾瀬神社周辺はかって尾背寺という寺があり、長宗我部の兵火で焼かれたが
神社は復興され明治の神仏分離令により「背」が「瀬」に改められたようだ。


アスレチックの横を

山頂三角点

境内を出て左に上るとアスレチックの遊具の横に三角点がある。
遊具に腰をかけて昼食にする。
こんな山の中のアスレチックをする人がいるのだろうか。
子供が迷子になったら大変だと思った。

ここから西へ小ピークを数ヶ所縦走して県森林センターに下山予定だ。

昔はまつたけ山であったのだろう。進入禁止にしていたボロボロになった
ビニールテープが延々と木に絡まっている。汚い・・・。

道は広いが倒木がたくさんあって歩き難い。
この道も保線道のようだ。鉄塔番号を確認しながら歩く。


28、29号鉄塔が見える

簡単な地図で確認

30号鉄塔へ向かう。
下に向かって少し踏み後がある。でもこれは登山道とは違うな・・・。
それ以外はどこにも道はない。
引き返して右の写真の左側を少し登ると道があった。

次の31号も鉄塔まで行くと登山道はない。
また少し引き返して手前を上に上がる。

32号はすぐ横に登山道がついている。


33号鉄塔

藪が始まる

33号鉄塔まで尾根を少し登り下りしながら、小ピークを越えてきた。
ここから急な下りになる。

足元にはシダが生い茂っているが刈ってくれている。
でも足がずぼっと入り、歩き難い。


シダに覆われた登山道

下に県森林センターが見え出した。もう少し・・・。


急斜面

下山したところ

この山は赤テープはところどころにしか付いていない。
ピンクの紐が木に結び付けてある。

昔、このピンクの紐で痛い目にあっているのでこの紐を信用して下りる
のが怖い。
でもこの山はこれが目印のようだ。保線道を管理する人が付けたのだろう。

凄い急坂を下りる。転げたら大変・・・
やっと明るいところへ出てきたと思ったら果樹園の中・・・
森林センターに下りるつもりがどこで間違ったのだろう・・・

ピンクの紐に導かれて下りたのがだめだったのかな・・・
森林センターに下りる目印を見落としたのか・・・

まあ無事、果樹園まで下りて来れたので安心・・・
後は農免道路を歩いて車まで帰るだけ・・お疲れさん・・・。
県森林センターは今度行って見よう。
今日も楽しい香川の里山歩きだった。

今日の花


キビヒトリシズカ


キビヒトリシズカ

キビヒトリシズカの花弁状の雄しべは、長さが1センチほどでヒトリシズカ
約2倍です。
そして3本セットの雄しべの基部にはすべてに花粉「葯」が付いている。
ヒトリシズカには真ん中の雄しべに花粉がない。
葉の表面はキビヒトリシズカは光沢がないがヒトリシズカの葉には光沢がある。


ヒトリシズカ


ゴヨウアケビ

ゴヨウアケビはアケビとミツバアケビの自然雑種。果実は出来ない。


アケビ


アケビ


キケマン


ムラサキケマン