高知の里山南嶺を歩く
筆山ひつざん(118m)〜高見山・皿ヶ峰(163m)〜
宇津野山うつのやま(255m)〜鷲尾山わしおやま(306m)〜
烏帽子山えぼしやま(359m)
2010年1月30日(日) 晴れ
自宅(06:40)⇒高松西IC⇒高知IC⇒筆山駐車場(08:20〜40)〜
筆山(08:46〜53)〜高見山・皿ヶ峰(09:11〜15)〜土佐塾中・高(09:42)
〜宇津野山分岐(10:04)〜宇津野山(10:29〜34)〜鷲尾山(10:55〜11:13)
〜烏帽子山(11:43〜12:00)〜大成〜神田(12:43)⇒タクシー⇒
筆山駐車場(13:07)⇒日高村その他⇒高知IC⇒高松中央⇒自宅(18:00)
歩行時間 約4時間(休憩を含む)
筆山からの南嶺(手前高見山(皿ヶ峰)、奥左から宇津野山、鷲尾山、烏帽子山)
高知の人達がよく南嶺と言っているがどんな山なんだろうと前々から
気になっていた。
2週続けて香川の島歩きをしたので今週はスプリング・エフェメラルの
状態も知りたかったので暖かい高知に行くことにした。
筆山山頂
南嶺は高知市民によって歩きこまれた道が縦横に走っているようだ。
私と相棒は「筆山〜高見山(皿ヶ峰)〜宇津野山〜鷲尾山〜烏帽子山」
と歩き神田に下山する。
筆山下のトイレのあるところに駐車して出発・・・
もうすでに沢山の車が・・・。
さすがに高知市民の憩いの山・・・人が次から次へとやって来る。
初めて南嶺に来たが、分からないことをみなさん親切に教えてくれる。
まずは石段を登り筆山へ・・・
そして木製の展望台に上がってみる。
![]() 高知市内 |
![]() 高知市内 |
高知市内が眼下に広がる。
![]() 皿ヶ峰入り口 |
![]() 皿ヶ峰山頂 |
皿ヶ峰へは墓の間の道を歩いていく。
暑くなったので温度調整をしていると通りかかったおばさんが
高見山まで行くのでしょう。一緒に行きましょうと言う。
えぇ〜高見山・・・そんな山あったかな・・・
まあいいや・・・一緒に行こう。
着いたところは皿ヶ峰・・・高見山とも言うことを初めて知った。
山頂は広くて展望が良い。
![]() |
![]() |
大岩の横を通り鷲尾山方面に向う。
道の横には勤皇の志士「三原兎弥太」の墓所がある。
結構りっぱな墓・・・。
でも名前は余り聞いたことがないな。
振り返るとカヤに覆われた皿ヶ峰が見える。
そしてその斜面にはお墓が沢山建っている。
ここは土佐藩山内家ゆかりの墓所のようだ。
数年前に山火事にあっている。
![]() 嘆きの森 |
![]() 車道に出た |
雑木林の道を歩いて行くと「嘆きの森」と書かれた立て札がある。
どんな森なんでしょうね。
どんどん歩いて行くと車道に出た。
正面にはコンクリートの大きな建物がある。
そしてそこに向かって階段が続いている。
ここに立ててある道標が車道の方向を指していたのでつい車道歩きを・・・
おかしいと思い引き返し、丁度、人が来たので聞くと階段を上がると言う。
階段のところに何の標識も無いのではじめての人は分かり難い。
![]() 土佐塾中・高の横 |
![]() 宇津野山と鷲尾山の分岐 |
土佐塾中・高のりっぱな学寮の横を通り、植林の中を進むと宇津野山と
鷲尾山の分岐に着いた。
分岐を左にとって急坂を登ると尾根に出て、右に行けば鷲尾山、左に行けば
宇津野山との分岐にまた出た。
![]() 鉄塔の下を |
![]() 宇津野山山頂 |
尾根道を歩き、少しアップダウンを繰り返し、鉄塔の下を潜るとまもなく宇津野山
の山頂に着いた。
山頂は木々に囲まれて展望はない。
引き返して鷲尾山に向う。
鷲尾山山頂から見る南嶺の主峰烏帽子山
![]() 鷲尾山山頂から浦戸湾が見える |
![]() 鷲尾山山頂から太平洋が |
鷲尾山山頂は台地で広々していている。
最高の展望・・・
浦戸湾そして太平洋が眼下に何処までも広がっている。
さすが南嶺の絶景地・・・多くの人が休憩されている。
私達も展望を楽しみながらしばらく高知の人達とお喋りを楽しむ・・・
![]() 烏帽子山山頂 |
![]() 山頂三角点 |
鷲尾山からは急坂を下りそして急坂を登ると南嶺の主峰烏帽子山に着く。
烏帽子山の山頂には石土神社が建てられている。
西側には大きなテレビ塔が・・・。
三角点もあるが展望はきかない。
ここのベンチでコンビニ弁当を食べて少し休憩する。
往路を帰ろうか迷ったが神田まで下りることにした。
![]() |
![]() |
山頂からは神社の右を抜けてテレビ塔の下から植林の道を下る。
25分ぐらい歩くとこんな標識のあるところに出てきた。
分県ガイドには大成(おおなろ)牧場に下りると書かれているが
途中で道を間違えたのか下りて来た所が違うようだ。
![]() |
![]() |
北に下ると書かれているので道路を歩いたり、荒れた沢に沿った道を
20分ぐらい歩くと広い坂道の車道に出てきた。
いったいここは何処だろう神田かな・・・
龍馬ゆかりの和霊神社も見過ごしてしまった。
タクシーを呼ぶにもさっぱり見当が付かない・・・
下に向って車道を歩き始める。
りっぱな家の表札の住所を見ると神田であった。
しばらく歩くとバス停があったのでここでタクシーを呼ぶ・・・。
バス停の名前は忘れてしまった。
高知の里山も良いものだ。花の咲く頃にも歩いてみたい・・・。
筆山の駐車場まで帰り、今日のもう一つの目的であるシコクバイカオウレンを
日高村まで見に行く。
ぼつぼつと咲いているだけでまだまだだった。
2週間後ぐらいが見ごろだろう。
もう1ヶ所に行ってみたがここは早くも7部咲き状態であった。