岡山花散策

2011年4月17日(日)
 晴れ


そう言えばしばらくM谷に行っていないな・・・あそこなら家族でゆっくり散策できる。
でもあの谷沿いの道は通行止めになっているようだが、歩けば通れるのだろうか。
子供連れでも大丈夫かな・・・そんな心配が頭を過ぎる。

まあ〜とにかく行って見ようということで家族3人で瀬戸大橋を渡ることにした。
現地に着くと通行止めの柵と迂回路の看板が立ててある。
その近くに駐車して柵の横から車道に入り歩き始めた。

道路は車が通らないので落ち葉が所々に沢山たまっている。
その落ち葉を蹴りながら歩く子供が一人・・・靴がどろどろになると言うが聞く耳を持たない。

歩きだしてすぐにスズシロソウやイブキスミレが咲いている。


シロバナネコノメソウ(ユキノシタ科)


シロバナネコノメソウ

どの花を見ても葯の暗紅色が残っていてちょうど見ごろだ。


ニリンソウ(キンポウゲ科)


ニリンソウ

ニリンソウもたくさん咲いている。


イブキスミレ


イブキスミレ

イブキスミレは主に火山灰地や石灰岩地帯の落葉樹林下に咲いて四国には自生しない。


ヒカゲスミレ


ヒカゲスミレ

ヒカゲスミレも四国には自生しない。ここで花を見たのは初めてだ。タカオスミレと似ている。


ヤマルリソウ(ムラサキ科)


ヤマルリソウ

四国に咲くヤマルリソウは白や薄い青色だがこちらは色が濃い。
本当に瑠璃色できれいだ。


オオバイカイカリソウ(メギ科)


オオバイカイカリソウ

バイカイカソウは高知でも見ているがオオバイカイカリソウは四国に自生しない。


カタクリ(ユリ科)


カタクリ

カタクリはほとんど終わっていたが先残りを少し見ることが出来た。


ヤマブキソウ(ケシ科)

ヤマブキソウはこの個体しか見つけられなかった。


アズマイチゲ(キンポウゲ科)

下の通行止めの標識から上の通行止めの標識の間の道路は十分通行できるが
落石するようなところが多いので通行禁止にしているようだ。
雨後は特に注意・・・自己責任で・・・


キビシロバナタンポポ


レンプクソウ(スイカズラ科) 別名ゴリンバナ


レンプクソウ

レンプクソウは花が小さいので撮り難い。花が5個集まって付いている。

何時もここで一番たくさん咲いているのはスハマソウだが今年はもう終わっていたのか
ほとんど見られなかった。
ユキワリイチゲ、キバナノアマナ、ハルトラノオなども終わっていたようだ。
例年通り開花したものや遅れて咲いた花などいろいろのようだ。


ヤマトレンギョ

ヤマトレンギョは石灰岩地の崖や岩場に咲く日本固有の落葉低木。中国地方にしか自生しないと言われる。


チュウジザクラ(バラ科)


チョウジザクラ

チョウジザクラの花は萼筒が細長く、横から見ると丁字形に見える。


けんちんそば

草間台地のそば道場「田舎屋」でけんちんそばを食した。
けんちんだからもちろん豆腐が入っている。
つぶした豆腐を油で炒っているようだ。麺類の好きな私は結構おいしかった。お奨め・・・