横倉山よこくらやま
(高知県 800m)
2011年4月24日(日) 晴れ
高松(06:30)⇒横倉山第一駐車場(08:50〜09:03)〜かむと嶽石鎚神社(09:45)〜横倉山三角点(10:12)
〜横倉宮(10:30)〜馬鹿だめし(10:32〜40)〜空池(11:35〜45)〜安徳天皇陵墓参考地(12:03)〜
平家穴(12:30〜45)〜杉原神社(13:28)〜第一駐車場(14:00)⇒かんぽの宿伊野⇒高松(17:15)
歩行時間 約5時間(花散策しながら歩くので時間は参考になりません)
カヤラン
ネットでアケボノツツジが開花しだしたと話題になっている。
3年前に横倉山を相棒と歩いた時に、4月20日にアケボノツツジがが咲いていて
びっくりしたことを思い出した。
そうだ横倉山にアケボノツツジを見に行こう。スミレも咲いている頃だ。
一人で行こうと思ったが、ネット知り合いのえ〜ちゃんに行き先を告げず、誘ってみた。
付き合いの良いえ〜ちゃんは二つ返事でOK。
私が岡本駅まで迎えに行き、高知の産直で昼飯を購入して一路横倉山に向かう・・・
「え〜ちゃん・・今日はどこへ行くと思う?横倉山だよ。」
「横倉山・・わし行ったことないわ・・・」「それはちょうどいいね」
二人で行くと道中も短い・・・退屈もせず駐車場に着いた。
今日は第1駐車場に車を止めて出発する。
駐車場には愛媛ナンバーの赤い車が1台駐車してるだけ・・・
ここから車道を2〜3分歩くと登山口の看板がある。
![]() 南遊歩道登山口 |
![]() 樹林の中 |
「ここから横倉宮までは、急な坂で岩場の多い登山道です。
通行にはくれぐれも注意して下さい」と書かれている
確かに遊歩道だが小さい子供は危険かな・・・
横倉山は牧野富太郎博士のゆかりの山。
豊富な植物が見られる山として知られている。
さあ〜出発・・今日はどんな花が咲いているかな・・・そんなことを思いながら登って行く・・・
![]() くさり場(え〜ちゃん撮影) |
![]() かむと嶽石鎚神社の祠 |
前に来たときはスミレ類も沢山咲いていたと思うのだが今日はあまり見られない。
途中には短いがくさり場もある。そこを登ると展望の良い兜嶽(神社前にはかむと嶽と書かれている)に着いた。
かむと嶽からの展望
眼下には越智の市街地や仁淀川が見える
ここからの展望は最高・・・
駐車場が見える
あれ〜私の車の横にバスが駐車している。団体さんが来たようだ。
アケボノツツジ
かむと嶽の辺りにはアケボノツツジの木が沢山あるが、今年は花付きも悪く
余りきれいでなかった。近くに咲いていなくて写真も撮り難かった。残念・・・
![]() 岩尾根 |
![]() 横倉山三角点 |
さっそうと歩くえ〜ちゃん・・今日はえ〜ちゃんの後ろ姿の写真が多い・・・(笑)
岩の多い道を進んでいくと横倉山三角点に到着・・・ベンチもあってきれいに整備されている。
でも展望はきかない。
![]() 横倉宮 |
![]() 馬鹿だめしの上のイワシデ |
さらに進んでいくと横倉宮が見えてきた。右からの表参道の道と合流する。
横倉宮の裏には馬鹿だめしと言われる断崖がある。
そこに少し上がってみる。岩の間に生えているイワシデはまだ芽吹きをしていない。
なんと遅いのだろう。少し展望を楽しみ空池に行くことにする。
横倉宮表参道の鳥居を過ぎたところで男女の二人ずれに出会った。
挨拶すると女性の方が「あら〜どこかでお会いしたことがある」と言う。
え〜・・・マスクをしていたのですぐに気が付かなかったが、
3月に私が高知に行った時に、一緒に花散策をしたHさんご夫妻でした。
そしてその後、ラッキーにもご一緒をさせて頂くことになった。
私が今まで歩いたことがない所やランの花が咲くところに案内してくれた。
お蔭で珍しいランの花を見ることが出来て感謝です。
![]() 空池 |
![]() 空池(え〜ちゃん撮影) |
空池で少し遊んで、畝傍(うねび)山展望所を経由して帰る。
何を撮っているのでしょうか。ここにはマルバスミレが大群生をしていた。
畝傍(うねび)山展望所から見た馬鹿だめし
岩の上に団体さんの姿が見える。ほとんどのツアーグループはこちらまでは来なくて
横倉宮から第3駐車場まで帰るようだ。
![]() 安徳天皇陵墓参考地への石段 |
![]() 平家穴 |
陵墓には綺麗なマルバスミレが咲いていたが今日は姿が見えなかった。
平家穴に寄り道をしてここで昼食にする。
![]() 杉原神社 |
![]() 杉原神社 |
巨木の杉が林立する杉原神社の前を通り第3駐車所に帰る。
ここから第1駐車場までHさんご夫妻の車に乗せてもらった。
ありがとうございました。
今日咲いていた主な花
カヤラン
葉が針葉樹のカヤの葉に似ている。常緑多年草・・・高知は着生ランが多いな・・・
このラン結構数は沢山ありそうだ。
ヒメフタバラン
山の木陰に生える草丈5〜20センチの多年草。
小さくて地味な花なので咲いていても目立たない。
なにせ・・小さくて写真が撮り難かった。マクロレンズを持っていなかったのでこれが精一杯・・
ユウシュンラン
ギンランの変種で葉の上部の一枚だけが大きくその他は鱗状になったものを
ユウシュンランというらしい。高さは10〜15センチと小さい。
コガネネコノメソウ
フモトスミレ
マルバスミレ
このマルバスミレの群生は凄かった。
シロバナタチツボスミレ
帰りにいの町の「かんぽの宿伊野」に寄ってゆっくりして帰った。
え〜ちゃん今日はお付き合いをしてくれてありがとう。
風呂は烏の行水、写真はゆっくり撮るのでタイミングが合わなかったでしょう。
懲りずにまたご一緒しましょう。