8月に高知で見た花(2011年)


昨夜は2ヶ月ぶりのワイン会・・・最近はめっきり弱くなって、ちょっと飲みすぎると胃に堪えるようになった。
そんなことで翌日の土曜日(20日)は家でゆっくりして、日曜日に高知に行こうと思ったのだが
天気情報によると日曜日は天気が余り良くないらしい・・・

実は月曜日にモチモチさん(ネット知り合いの友)が花散策の案内してくれると言うので、家族で高知に行く予定に
しているが、散策場所が違うし・・以前に一度、家族で私が明日歩くところに行ったが孫はリタイヤした。

この土曜日を逃すと次にあの山に行けるのは1週間先になる。見たい花の見ごろは終わっているかもしれない。

ワイン会のみんなに悪かったが二次会、三次会は欠席して9時過ぎに帰宅した。

昨夜は適当な酒量だったのか気持ちよく目覚めることが出来た
今日の午前は天気が良いようなので6時半に家を出発する。

残念ながら9時過ぎに歩き出すと雨が降り出した。
そして今日は最後まで降ったり止んだりの一日だった。
でもレインを着ずに傘を差して歩けたので良しとしよう。


ナツエビネ(ラン科)

ナツエビネ(ラン科)

ナツエビネは昨年初めての出会いだったがきれいな花を見ることが出来なかった。
今年はどうしても最盛期のナツエビネを見たいと思っていた。

私の行った場所はもう多くの株で終盤に近かったがこの個体はまだまだ元気だった。
淡紫色が何とも言えずきれいですね。
この花を見たかったので無理して今日来て良かった。


エビネ(ラン科)

これは春に里山で撮ったエビネです。ナツエビネと花弁が全然違いますね。
どちらが好みでしょうか。


シギンカラマツ(キンポウゲ科)


モロコシソウ(サクラソウ科)

モロコシソウの刮ハは何回も見たことはあったが花を見るのは初めてであった。
もう終わっているかと思ったがなんとか咲き残っていてくれた。
もうよれよれで花弁を触ればポロリと落ちる状態でした。
最初は見つけられず、帰りに再度行って黄色い花を見ることが出来た。


シモバシラ(シソ科)


ヤマホオズキ(ナス科)

久しぶりに地味だが非常に珍しい植物に出会った。数年前に香川で見て以来だ。
ヤマホオズキは国レベルの絶滅危惧種に指定されている。当然四国でも・・・


ウスキキヌガサダケ

こんな変わったキノコも生えていた。
このキノコは食べられ高知では人工栽培もされているようだ。


バアソブ(キキョウ科)


バアソブ

ジイソブ(ツルニンジン)はこの時期に山麓や平地の林内で多く見られるが
このバアソブはめったに出会うことがない。

知らなければツルニンジンと思って見過ごしてしまいそうだが全体に白い毛が多く、
花冠の内部の上部は紫色で、下半部に濃紫色の斑点がある。


ジイソブ(ツルニンジン)

これはツルニンジンです。バアソブと花冠の内部の色が違います。


ヌマトラノオ(サクラソウ科)


オオヒナノウスツボ(ゴマノハグサ科)


オオヒナノウスツボ

壺形の小さな花を臼や壺にそして雄しべを雛人形に見立てたようだ。
まだ開花はこれからの状態であったが今年も咲いていてくれた。


オモダカ

コナギ


ハッカとミズタマソウ

モチモチさんは子供を遊ばせるのが上手い・・私にはとても真似はできない・・・
子供は気に入って付きまとっていた。
私はほったらかしで写真撮影に夢中・・・お世話になりました。


ウエマツソウ(ホンゴウソウ科)


ウエマツソウ

ウエマツソウは暗いスギ林の中に生育していた。草丈6〜10pの多年草で腐生植物。
教えて貰わなかったらとても見つけられなかった。
ホンゴウソウと非常に良く似ている。


コオロギラン(ラン科)


コオロギラン

唇弁をコオロギの羽に見立てたようだ。草丈3〜10p。
コオロギランも暗いスギ林の中に生え、小さいので写真を撮るのが難しい。
必死で撮ってこれだから情けない。


キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)


ミヤマウズラ(ラン科)


ホソバヒメトラノオ(ゴマノハグサ科)

伊吹山に咲くルリトラノオも艶やかできれいだが、高知に咲くホソバヒメトラノオも
清楚な淡い青紫色で好きだ。