2011年 9月に出合った主な花


9月に花散策で出合った主な花を備忘録としてアップしました。



ミヤマウズラ ラン科

この時期山地でよく見かける。葉は常緑で林内に生える多年草。


セトウチホトトギス ユリ科

花被片と花柱に紅紫色の斑点があり、また下部にも黄色の斑点があるのが特徴である。
瀬戸内海を囲む近畿から中国地方及び四国に至る地域に分布する。


ホザキノミミカキグサ タヌキモ科


ミミカキグサ タヌキモ科

湿地に生える多年草の食虫植物


ヒメシロネ シソ科

山野の湿地に生える高さ30-70pになる多年草。シロネの仲間では一番葉が細長い。


ナガボノワレモコウ バラ科


ナガボノワレモコウ バラ科

私はこのワレモコウに対して疑問を感じていたので先生に赤と白の写真を送り同定についてお聞きしました。

先生の返答です

赤も白もナガボノワレモコウで結構です。以前は、コバナノワレモコウとされていたものですが、
鳴橋直弘博士(富山大学)の研究の結果、分ける必要はないと言うので現在はナガボとしています。
ただ人によっては今でも分けている人もいますので、その場合はコバナと言う事になります。

花色による区別は、〜ワレモコウの先にシロ或いはアカを入れて呼びますが、
コスモスやパンジーの花色を分ける様なもので、あまり意味はないでしょう。
以上が現段階の私の見解です。」

:白花をコバナノワレモコウと以前は呼んでいたと言うことです。
別の先生の話ではワレモコウモドキと言うのもあるようです。(ワレモコウ×ナガボノワレモコウ)


キバナアキギリ シソ科

秋にキリに似た黄色の花を付けることからこの名がある。


チャボホトトギス ユリ科

この花の写真を撮るときにいつも思うのだが、葉が虫に食われていて、きれいな個体が少ない。
虫にとってこの葉は特別美味いのかな・・・


オオカモメヅル ガガイモ科


ノダケ セリ科

ノダケの紅白です。白は珍しい・・・


キセルアザミ キク科

香川にも咲いているのだ…


テイショウソウ キク科


カシワバハグマ キク科


ヤナギスブタ トチカガミ科

水田や溝の水中に生える1年草。名が面白い。


ヒナノキンチャク ヒメハギ科

和名は果実を小さな巾着に見立てたもの。
日当たりの良い山野に生える高さ5〜15pの1年草。


ミツバベンケイソウ ベンケイソウ科


クサヤツデ キク科

山地の木陰に生える多年草で茎は0,4〜1mになる。
大群生をしていた。


ヒメヒゴダイ キク科

山地草原に生える2年草。茎は高さ0.4〜1.5mになる。