11月に四国で見た主な花

11月は徳島南部そして高知西部と少し遠出して花を見に行きました。



キッコウハグマ(キク科)

キッコウハグマ

キッコウハグマは花の形が本当に可愛いですね。


ヤッコソウ(ヤッコソウ科)


ヤッコソウ

全体の形を奴の練り歩く姿に例えたものです。
ツブラジイやスダジイの根に寄生する1年生の寄生植物。

ヤッコソウは徳島県が自生地の北限とされています。


ムラサキセンブリ(リンドウ科)

ムラサキセンブリ


ムラサキセンブリ

香川のムラサキセンブリ・・今年は特に多く咲いていたように思う。
ひそかにいつまでも咲いてほしいですね。


ツチトリモチ(ツチトリモチ科)

別名ヤマデラボウズ・・ハイノキ属の樹木の根に寄生する多年草です。


アオヤギバナ(キク科)

アオヤギバナ

川岸の岩上などに生える多年草です。
数年前に初めて見た時はアキノキリンソウかと思いました。


ダイキンギク(キク科)


ナカガワノギク

徳島県の那賀川水系だけに知られ、増水すると水没するような岩場に生えます。


ナガバシャジン(キキョウ科)


アシズリノジギク

ノジギクの変種で、葉が厚く、表から見ると縁がそりぎみになり、
裏面の白い毛が縁取りのように見えます。
高知県の足摺岬から大月町にかけての群落は素晴らしい。


ソナレノギク


ソナレノギク

海岸の岩場などに生えるヤマジノギクの変種。


アオノクマタケラン(ショウガ科)

暖地の海に近い林内に生える高さ1〜1,5mの常緑の多年草です。
実は直径1pの球形で赤く熟す。
良く似たハナミョウガの実は広楕円形で同じく赤く熟します。


マルバハダカホオズキ

山地に咲くハダカホオズキの変種で海岸型。
ハダカホオズキは葉先が鋭く尖るが、こちらは丸みを帯びています。


オオムラサキシキブ

すごい実の付き方ですね。
花より実の美しい木です。