8月に四国で見た主な花


真夏の8月汗を流しながら花を探して歩きました。
お蔭で沢山の花に出合うことが出来ました。



キキョウ(キキョウ科)とヒオウギ(アヤメ科)


キセワタ(シソ科)



キセワタ

山地の草原に生える多年草。高さ0,6〜1mになる。
和名の着せ綿は花の周りを覆っている白い毛を綿に見立てて名付けられました。
お初の出合であった。


ヒナノキンチャク(ヒメハギ科)

日当たりの良い山野に生える高さ5p〜15pの1年草。
和名は果実を小さな巾着に」見立てた。


ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)



ウマノスズクサ

川の土手や畑、林の縁なのに生える多年草。
ここのウマノスズクサは草刈りされずに沢山残っていた。

ジャコウアゲハの食草であり、幼虫が葉を食べていて、サナギが
近くの標識の下にぶら下がっていた。
ジャコウアゲハも飛んでいたので成長の過程が見られたかな。


バアソブ(キキョウ科)


バアソブ

ツルニンジンの別名ジイソブに対してバアソブと言われる。
ツルニンジンに似ているがやや小さく全体に白い毛が散生する。
花冠の内側の上部は紫色で、下半部に濃紫色の斑点がある。


オオヒナノウスツボ(ゴマノハグサ科)



オオヒナノウスツボ

日当たりの良い草地や林縁にはえる多年草。茎は直立して1m〜2m位になる。
葉は対生し長卵形で先は尖る。
よく枝分かれした先に暗赤色の花を多数つける。


スズムシバナ(キツネノマゴ科)


ナツエビネ(ラン科)

今年は開花時期に行けなかったので終わっていると思っていたがまだ咲き残っていてくれた。


アゼオトギリ(オトギリソウ科)

水田の畦や用水路脇などに生える多年草。
葉の縁には黒点が密に並び裏面は白色を帯びる。
花弁にも黒点がある。 


シロシャクジョウ(ヒナノシャクジョウ科)

シロシャクジョウは小型の腐生植物でマッチ棒を少し大きくしたぐらいだ。
ヒナノシャクジョウには毎年出合うがこの花を見るのは初めてであった。


イヨトンボ(ラン科)

環境省レッドデータでは絶滅危惧IA類。
貴重な植物のようだが、残念ながら蕾であった。株数はかなりあった。


シラタマカズラの花

シラタマカズラの実


ウエマツソウ(ホンゴウソウ科)

薄暗い林の中のやや湿った落ち葉の中に今年も生えていた。
葉緑素を持たない腐性植物である。


ナンバンギセル(ハマウツボ科)


コオロギラン(ラン科)

この日は暗くて写真失敗・・・晴れの日でも小さくて撮り難い・・・


ミヤマモジズリ(ラン科)


ミヤマモジズリ

里で見かけるネジバナに良く似ている。この日もネジバナが1株咲いていて騙されるところであった。
と言うのはこのミヤマモジズリは初見の花であったので姿かたちが頭に入ってなかった。
やったぁ〜と思って良く見るとネジバナであった。

ミヤマモジズリは高さ10〜20pで葉は2枚根生している。


カセンソウ(キク科)



ヤマホトトギス(ユリ科)



レイジンソウ(キンポウゲ科)

花の形が舞楽の伶人がかぶる冠に似てるためこの名前が付いた。


ヒメヒゴダイ(キク科)

山野や草原に生える2年草。茎は高さ0,4〜1,5mになって丈夫でよく枝分れをする。


コフウロ(フウロソウ科)



ヒナシャジン(キキョウ科)

山地に生える多年草。茎は細く長さ40〜60p。四国固有種


シノノメソウ(リンドウ科)

少し遅めの訪問であったが何とか咲き残っていてくれた。

 深山に見られる一年草又は越年草。高さ30〜40p。葉は対生し、長さ8cm程度の卵状楕円形。
和名の東雲は紫色の斑点がある花冠裂片を夜明けのうす明るい空に見立てたもの。


タチコゴメグサ(ゴマノハグサ科)

山地の草地や草原などに生える半寄生の1年草


シコクフウロ(フウロソウ科)



コテングクワガタ(ゴマノハグサ科)

ヨーロッパ原産の帰化植物。草丈5〜10pの多年草


コウシュウヒゴタイ(キク科)

群馬・埼玉・東京・山梨・四国に分布するようだ。
深山の岩場などに生える高さ40〜60cmの多年草