岡山花散策

2012年9月16日(日) 曇り

久しぶりに家内と二人で岡山に花散策に行く。
本当は高知に行きたかったのだが南は天気が悪そうなので海を渡ることにした。

まず鯉ケ窪湿原に行って湿地の植物を見て、その後あちらこちらと車で走り回った。
ラッキーにも初見の花にも出会うことが出来た。



コシロネorエゾシロネ



キセルアザミ(キク科)



オグラセンノウ(ナデシコ科)

湿原に生える多年草。写真はピンク色だが本当はオレンジ色に近い。
この個体だけ咲き残っていてくれた。今にも花びらが落ちそう・・・


サワギキョウ(キキョウ科)



サワギキョウ

山野の湿地に生える無毛の多年草。直立して高さ0,5〜1,0mになる。


タムラソウ(キク科)

山地の草原に生える多年草。茎は高さ0,3〜1,5mになる。
一見アザミを思わせる。


ミヤコアザミ(キク科)



シラヒゲソウ(ユキノシタ科)

花弁を白いひげに例えた。山地谷沿いの湿ったところの生える多年草。
花茎は高さ10〜30p。


スイラン(キク科)

細長い葉が春蘭に似ていて、湿地に生えるからこの名前が付いたと言われる。
高さ0,5〜1,0mの多年草。


ノダケ(セリ科)

山野に生えるたかさ0,6〜1,5mの多年草。
葉柄が袋状にふくらむのが特徴である。暗紫色の小さな花を多数つける。
白花も時に見かける。


ビッチュウフウロ(フウロソウ科)



ミコシギク(キク科)

まだ蕾であった。日当たりの良い湿地に生える個体数の少ない野菊。
人の腰ぐらいの高さになる。
自生地は隔離的で数えられるほどしか知られていない。


ミゾソバ(タデ科)


コシロネorエゾシロネ(シソ科)

ヒメシロネ(シソ科)



ハグロソウ(キツネノマゴ科)



ハグロソウ

山地の木陰に生える多年草。茎はまばらに枝分かれして高さ20〜50pになる。
恥ずかしながらハグロソウはお初の出合だった


マネキグサ(シソ科)



マネキグサ



白花のマネキグサ

花が手招きしているような形なのでこの名があると言われる。
高さ40〜70pの多年草。

この花も初見であった。なんとラッツキーな事なんでしょう。
ハグロソウ、マネキグサそして白花のマネキグサまで出合いました。

犬も歩けば棒に当たると言うことですね。O(≧∇≦)O イエイ!!


ハグロソウとマネキグサのツーショット



ナガミノツルキケマン

変種のナガミノツルキケマンは花が母種より黄色が濃く密につき果実が細い。


ビッチュウアザミ(キク科)


ビッチュウアザミ

このビッチュウアザミは数年来名前が分からなかった。
中国地方に出かけると、ときどき見かけるのだがいったい何アザミかと思っていた。
大きさは私の推定では0,5〜2mぐらいと思われる。
この写真を撮って帰って、植物の先生に聞いて分かった。


クロタキカズラ(クロタキカズラ科)


ミツバベンケイソウ(ベンケイソウ科)



スズムシバナ(キツネノマゴ科)