ロッジのベット
２日目 3月16日（歩行距離 1６km） ミルフォードトラック
グレードハウス 〜 ポンポローナロッジ
6時半頃起床する。まだ真っ暗です。懐中電灯で明かりを取ります。
6時45分にロッジの発電機が回り始めました。
そして朝一番にすることは今日の昼食作りです。
7時からなのに日本人はせっかちなのか早、待っています
ちなみに私もですが・・・まだ準備は出来ていません。
外人さんは誰もいません。
テーブルの上にパン、ハム、野菜などが並べられました。
サンドイッチ作りです。
何をどう入れようか迷いました。自己流のサンドイッチです。
両方のパンの上に乗せたので、厚いサンドになってしまいました。
昼食時には一つ食べるのも持て余し、大食漢に食べて貰いました。
トレッキング中の昼食は毎日、自分でサンドイッチを作ります。
そしてお菓子や果物（りんご、バナナ、オレンジ）も好きなだけ
自由に持って行けます。
7時５０分から朝食が始まります。
そして8時３０分から9時までの間に自由に出発します。
ロッジのベット
このベットに各自が持って来たシーツを敷きます。
袋状になっていて枕も包み込むことが出来ます。
ロッジから
今日も素晴らしい天気です。
本格的なトレッキンギのスタートをまるで祝福してくれているようです。
クリントン川
歩き出してすぐのクリントン川にはつり橋が架けてあります。
透き通った綺麗な川の水です。
 アカブナ |
 ニュージランド・ロビン |
つり橋を渡るとそこからブナの茂る原生林をあるきます。
ここのブナは落葉しないそうです。
そして人なつっこい鳥が迎えてくれました。
湿地帯
 白いコケ |
 赤いモウセンゴケ |
トレッキング道から左手にウエットランドへ２分と書かれた案内板が
あります。
ミルフォードトラックの説明会で脇道に入ったり、生理現象（原則はトイレ
以外は禁止）で森に入る場合は必ずザックは道に置いておく事と
言われています。
そうすることにより最後のガイドさんに存在が分かるからです。
ウエットランドは湿地帯です。
珍しい白いコケや赤いモウセンゴケが生えています。
 木々の間からはクリントン川 |
 整備された広い道 |
クリントン川沿いの深い森を歩きます。
この当たりは私一人で野草を撮ったりしながら歩きました。
前も後ろも人の姿はありません。
ひとりで歩くとやはり心細いです。
この道はかって荷物を積んだ馬が必需品をポンポローナロッジまで
運ぶのに利用したので平坦で広い道が続きます。
パナケナケの花と実
突然視界が広がる
左右は切り立った山が迫っています。
素晴らしい景色です。足が止まります。
ランチの表示
しばらく歩くと昼食場所のヒレレ小屋に着きます。
ちゃんとランチする場所の表示が出ています。
ガイドさんが暖かい飲み物を作って待っていてくれました。
ここで今朝、自分で作ったサンドイッチにかぶり付きました。
ピクルスをたっぷり入れたので美味しい。
少し休憩して出発です。
木の実
道の横に透き通ったブルーの実をつけた樹があります。
凄くきれいです。
記念撮影です
再び視界が開け、明日歩く、今回のトレッキングで一番標高（1154ｍ）の
高いマッキンノン峠が見えます。
無数の滝
崖の上から水が流れ落ちています。
無数の滝です。下は小さな湖になっていて外人が靴を脱いだりして
大勢休憩しています。
彼らは楽しみ方をよく知っていますね。
垂直にそそり立つ2000ｍはあろうかと思われる山々の間を最高の
天気に恵まれて歩きます。
山の上で氷河が太陽の光を受けてキラキラと光っています。
再び森を進んでいくとバスストップという小屋があります。
何かと思ったら前にある川が増水して渡れないときに待避する小屋です。
幸い今日は水は流れていません。
間もなく今夜の宿のポンポローナロッジです。
ロッジから
ロッジに到着すると名前のチェックがあります。
今夜寝る部屋の番号を聞き、荷物を置いてラウンジに行けばおやつが
頂けるようでしたが私はパスしました。
昨夜は時間がなくて洗濯が出来なかったので今日は時間もあるので
洗濯します。
私は速乾性の下着やシャツなどを三対持ってきました。
洗濯場と乾燥室ががあります。
今干しておけば寝る前には乾くでしょう。
今日のロッジは部屋ごとに１棟になっていて、渡り廊下で結ばれています。
 楽しい夕食 |
 ペンネのミートソス |
ロッジの食事はまあ美味しゅうございます。
材料などはどうして運んでいるのかと思えばロッジのスタッフも食材も
すべて１週間に一回ヘリコプターで運搬するそうです。
さあ明日はミルフォード最大の標高であるマッキンノン峠越えです。
明日の天気が気になりながら眠りにつきます。